日本銀行は、昨日（先月３１日）まで開いた金融政策決定会合で、政策金利①を０．２５％程度に引き上げることを決めました。①政策金利：政策利率，是中央银行向商业银行贷款时的利率，根据中央银行的货币政策而定
在昨天（7月31日）结束的货币政策会议上，日本央行决定将政策利率上调至0.25%。
もっとも、市場はこの利上げを織り込み②済みで、決定が伝えられた際に一時的に荒い③値動き④となったほかは、目立った反応はありませんでした。④値動き：价格变动
由于此次加息符合预期，因此消息公布后市场总体反应平淡，仅出现了短暂的行情波动。
しかし、植田和男総裁が午後３時半から開いた会見で、為替相場⑤は大きく動きます。⑤為替相場：汇率
不过，日本央行行长植田和男下午3点半举行记者会之后，汇率市场出现了震荡。
引き金を引いたのは「過去３０年で日本の政策金利は０．５％を超えたことがない」という質問に対するこの発言でした。
起因是对于“过去30年内日本的政策利率从未超过0.5%”这一问题，植田和男作出了如下回答：
「引き続き金利を上げていくという考えでおります。その際に０．５％は壁として意識されるかというご質問だったと思いますが、そこはあのう特に意識しておりません」（植田総裁）
“我们未来会继续上调利率。我想您问的意思应该是上调利率时会不会刻意地不去触碰0.5%这条线，那我的答案是不会。”（日本央行行长 植田和男）
さらなる利上げの可能性に言及したことで日米の金利差縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが加速しました。１ドル１５２円台⑥半ばだった円相場⑦は一気に１５０円付近まで上昇しました。円相場はその後、一段と値上がりし、およそ４カ月半ぶりとなる１４９円台をつけています。⑦円相場：日元汇率
植田和男表示可能会继续上调利率，这令市场认为未来日美利率差会缩小，因而加速了购入日元抛售美元的势头。此前徘徊在152.5左右的日元兑美元汇率快速飙升至150附近。随后日元继续升值，约时隔4个半月涨穿149。
