昨日(27日)の東京市場は、自民党総裁選に大きく動かさ①れました。①動かす:使出现变化
昨天(27日),东京金融市场受自民党总裁选举影响出现大幅震荡。
1回目の投票で、金融緩和の継続を掲げる②高市早苗氏が1位になると、為替③は1ドル=146円台まで円安が進み、それにつれて株価も上昇。午後3時の終値④は903円プラスで4万円に迫り⑤ました。⑤迫る:迫近
在第一轮投票中,主张继续推行货币宽松政策的高市早苗位列第一,导致外汇市场日元下跌至1美元兑146.0~146.9日元区间。股价则随之上扬,下午3点收盘时涨903点,接近40000点大关。
しかし決選投票で、石破茂氏が逆転勝利⑥すると、ドル円は一気に142円台まで円高が進み、日経平均先物も2000円を超える急落となりました。⑥逆転勝利:反败为胜
然而在最终轮投票中,石破茂反败为胜,日元随之迅速升值,涨至1美元兑142.0~142.9日元区间,日经平均指数期货则暴跌2000点。
「まさに“石破ショック”というようなものが起きた。石破さんというのは金融所得課税ということをやっぱり口にさ⑦れてましたし、法人税の引き上げということに言及されていました。増税路線なんですよね。これはやっぱりマーケットにとって厳しい経済政策運営になるというのが予想されているわけです」(マネックス証券 広木隆氏)⑦口にする:说
“可以说是出现了‘石破危机’。石破茂说过要提高金融所得税,还说要提高法人税。所以他走的是增税路线。市场认为他上台后将推行紧缩的经济政策,因而体现出了恐慌情绪。”(MONEX证券 广木隆)
ただ、石破ショックは一過性⑧のものだと、広木さんは見ています。⑧一過性:短暂的,暂时性的
不过,广木先生认为,石破危机只是暂时性的。
「なんで今ここで自民党総裁選が行われたかといと、もうこのままだったら今の与党の政権が持た⑨ないと。そこでやっぱり国民の人気のないような増税だとかですね、厳しい経済政策運営だとか打ち出したら、さらにやっぱり人気がなくなって、今度の衆院選で戦えないよと。だったら何のために石破さんを担⑩いだんだという議員からの不満も当然出ますから、いきなりですね、厳しいスタンス⑪への大転換っていうのはやってこない」(広木氏)⑪スタンス(stance):立场,态度
“为什么要在现在搞自民党总裁选举,因为继续维持原状的话,目前的执政党政府会崩盘。但老百姓不愿意增税,市场也不欢迎紧缩的经济政策,如果非要一意孤行,只会越发失去民心,难以在下一次众议院选举中获胜。到时候议员们怨声载道,开始质疑当初为何要选石破茂当总裁。所以他不可能突然急转弯,立刻出台紧缩政策。”(广木隆)