熱々、ボリューム①満点の牛丼。お昼時②の店には、長い列ができていました。そのワケは?②お昼時:午饭时间
热气腾腾、分量十足的牛肉盖饭。午餐时间,店门口排起了长长的队伍。这是为什么呢?
「牛丼が100円引きのお祭りとなっております」(吉野家有楽町店 店長)
“现在正在做活动,牛肉盖饭优惠100块(约合人民币4.7元)。”(吉野家有乐町店店长)
吉野家はきょうから「秋の牛丼祭」と題して、1週間限定で牛丼を100円引きで販売。並盛③1杯398円で提供します。100円以上の値引き④は2011年以来、13年ぶりです。④値引き:降价
从今天(9日)开始,吉野家推出为期一周的“秋季牛肉盖饭节”活动,购买牛肉盖饭可优惠100日元。中份牛肉盖饭仅售398日元(约合人民币19.0元)。吉野家上一次推出100日元以上的优惠活动还是13年前的2011年。
「いま何でも上がってますから、ありがたいです」(客)
“现在什么都涨价,所以这个活动太给力了。”(顾客)
「100円引きだったので、牛丼の並盛と、あとポテトサラダのセット⑤、生卵にしました」(客)⑤セット(set):套餐
“因为有100块钱的折扣,所以我点了中份牛肉盖饭和土豆沙拉的套餐,还有生鸡蛋。”(顾客)
さらに、値引きが終わった後に使える50円引きのクーポン⑥まで配布⑦。まさに大盤振る舞い⑧ですが…⑧大盤振る舞い:豪爽大方
此外,吉野家还在发放优惠活动结束后即可使用的50日元(约合人民币2.4元)优惠券,可以说促销力度非常大。
「物価高が続いている中で、新しいお客様であったり、今まで来てくださった方たちに、また来ていただく」(吉野家 茶木翔太さん)
“现在物价都在上涨,我们希望能争取到新顾客,同时吸引老顾客再次光临。”(吉野家 茶木翔太)
狙いは集客です。「うまい・安い・早い」が代名詞の牛丼ですが、大手各社は今年、相次いで値上げを実施。特に、吉野家は並盛りで比べると他の2社よりも68円高いため、値引きで客を呼ぼうという戦略です。
吉野家此举旨在吸引更多的顾客。“好吃不贵又便捷”本是牛肉盖饭的代名词,但今年各大连锁店纷纷踏上了涨价之路。其中,吉野家的中份牛肉盖饭比另外两家连锁店高出68日元(约合人民币3.2元),因此希望通过打折来吸引消费。
しかし、競合⑨も黙ってはいません。▼松屋はきのうから50円引きに、▼すき家もきょうから80円引きのクーポンを1週間限定でアプリなどで配布。結局、3社ともに「並盛」が300円台という“牛丼値引きバトル⑩”が繰り広げられているのです。⑩バトル(battle):对战
不过,竞争对手并不打算坐以待毙。松屋于8日起推出优惠50日元的活动,食其家也从9日起在APP中发放可在一周之内使用的80日元(约合人民币3.8元)优惠券。这使得三家连锁店的中份牛肉盖饭都回落至300~400日元(约合人民币14.3~19.0元)的价格区间,展开了一场“牛肉盖饭折扣战”。
こうした背景には、外食業界の競争激化があると専門家は指摘します。
专家指出,此次价格战背后的原因是餐饮业激烈的竞争。
「価格が上がってくると、競合が牛丼チェーンだけではなく、まぁファミリーレストランなども当然ながら競合に入ってしまう。消費者にきちんとアピール⑪するために、一番わかりやすい“値下げ”という手法をとった。禁断⑫の戦略とも言われています」(フードアナリスト 重盛高雄氏)⑫禁断:严格禁止
“价格涨上来之后,竞争者就不光是牛肉盖饭连锁店了,家庭餐馆也成为了竞争对手。为了吸引消费者的眼球,最简单粗暴的办法就是降价。商家不到万不得已是不会这样做的。”(食品分析师 重盛高雄)
値引きで客の心をつかめるのか。牛丼各社の攻防戦は続きます。
折扣促销能否吸引到消费者呢?各大连锁店的价格战仍在持续。