图片来源:Bing
日々を数える
数日子
感谢下面同学义务提供稿件
总负责人:炸鸡
翻译:桃子
朗读:本音频由ttsmaker生成
校对:キリト
明治の半ばまで、子どもの歌は文語体の難しいものばかりだった。もっとやさしく楽しい歌ができないものか。東京音楽学校を出た作詞家、東(ひがし)くめは「作曲のうまい後輩がいた」と、頼むに足る人物を思い出す。滝廉太郎である▼
一直到明治中期,日本的儿歌都是拗口难懂的文言体。难道就不能创作一些欢快简单的儿歌么?思及此,毕业于东京音乐大学的作词家东KUME女士想到了一位值得信赖、作曲非常棒的后辈。他就是滝廉太郎。
童謡「お正月」は、このコンビのもとに生まれた。「もういくつねると」と歌いつがれるのは、あれが日本の心象風景だからだろう。この年齢になっても、寒空の下を歩きながら、ふと心の中で口ずさんでいることがある▼
童谣《正月》就在他们的合作下诞生了。人们代代传唱着“再过几天就新年了”,或许是因为这首歌就是人们心中的极乐净土吧。即便到了这个年纪,我也常常会有这种状况,即在天寒地冻中走着走着,内心忽然就开始哼唱起这首歌。
来たる日々を指折り数える。その行為に季節の限定があるわけではないけれど、一番ふさわしいのは、やはり年の瀬から早春にかけてだと思う。日は一日ごとに長くなる。しかし寒さの本番はこれから。そのすれ違いがいっそう、小さな一輪がほころぶ日を待ち遠しくさせる▼
掰着指头数日子,一心期盼那日早至。虽然这种行为并没有季节限制,但我认为最合适的莫过于年末到初春之际。白昼一天比一天长,但真正的严寒才刚刚开始。这种错落感更加让人期待花朵绽放之日。
作家の陳舜臣(ちんしゅんしん)さんが、著書『雨過天青(うかてんせい)』で「九九消寒図」という中国の風習を紹介していた。1枚の紙に、咲きほこる梅の絵が墨で素描してある。花びらは全部で81弁。一日終えるごとに、花びら1弁に色をつけてゆく▼
作家陈舜臣在他的著作《雨过天青》中介绍了中国的风俗“九九消寒图”。取一张纸,用笔墨在上面勾勒出一幅梅花盛放图,花瓣总共要81片。每过一日,便将一片花瓣涂上颜色。
厳しい冬の終わりが近づくのを、目でも確かめるという趣向だろう。冬至にスタートして、塗り終わる3月には春本番となる。何とも風流な遊戯である▼
这种方式十分有趣,可以通过视觉感受严冬即将结束。从冬至开始,到三月涂完,那时也正好迎来春天。真是别具风情的游戏。
今年も残り1週間となった。街の店頭には、年末の営業最終日を告げるお知らせが貼られ始めた。日が暮れて、早くも灯がともった街。その明かりの下で、あるいは寝についた布団の中で、子どもたちが指折り数えている光景を想像する。
今年只剩最后一周。街头商店已经开始张贴通知,告知顾客年末营业的最后一天。天色渐晚,街道上的灯光早早亮起。在这灯光下,我想,躺在被窝里的孩子们或许正在一边掰着指头数日子,一边期盼着新年的到来。
1.心象風景「しんしょうふうけい」
内心的风景,心理风景。描述一个人内心的感受、情绪、思想等所构成的想象或意象。
【例句】彼の詩には、心象風景が美しく描かれている。
2.口ずさむ「くちずさむ」
吟,诵,哼。
【例句】唱歌を口ずさむ。
3.指折り「ゆびおり」
屈指计算(天数),屈指以待。
【例句】指折り数えて待つ。
4.綻ぶ「ほころぶ」
开绽,微开,稍微张开。
【例句】顔が綻ぶ。
5.花弁「はなびら」
花瓣。
【例句】さくらは5枚の花弁をもつ。
【翻译心得】
原文:来たる日々を指折り数える。
译文:掰着指头数日子,一心期盼那日早至。
分析:该句原文很精简,但含义丰富。因此在翻译的时候,除了要注意将意思表达出来,还要尽量让译文简洁明了。
【背景知识】
『お正月』
『お正月』は、正月(新年)をテーマにした日本の童謡。作詞は東くめ(1877年 - 1969年)、作曲は瀧廉太郎(1879年 - 1903年)。日本において、曲の著作権の保護期間は満了しているが、歌詞の著作権は2039年まで存続している。1901年(明治34年)7月25日に共益商社書店から刊行された『幼稚園唱歌』が初出。2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれた。
作詞の「東 くめ」について。
1877年6月30日生まれ~1969年3月5日没。和歌山県に生まれ、1896年に東京音楽学校を卒業し、同年に東京府立高等女学校の音楽教諭となり、8年間務めました。教育学者だった夫の提案で、童謡の作詞を始め、2年後輩の「滝 廉太郎」と一緒に「お正月」「鳩ぽっぽ」「雪やこんこん」などの歌を作り、日本では初めて口語による童謡を作詞した、とされています。1959年の東京藝術大学創立80周年記念式典で音楽教育功労者表彰を受けており、90歳まで現役のピアノ教師をしていた、ということです。
作曲の「瀧廉太郎」について。
作曲家。8月24日東京市芝区南佐久間町に生まれる。父の転勤により神奈川,富山,東京,大分を転々としつつ多感な少年期を過ごす。1894年9月東京音楽学校に入学し,小山作之助,幸田延らに師事。研究科をへて同校嘱託となり後輩の指導にあたる。彼はテノールの美声に恵まれ,ピアノ演奏にすぐれ,クラリネット奏法も心得ていた。1901年4月ドイツ留学の途に就き,ライプチヒ音楽院に入学したが,胸の病を得て翌年8月帰国。大分県竹田町の実家で療養,03年6月29日死去。小長久子編《滝廉太郎全曲集 作品と解説》(1969)は,歌曲および唱歌43曲とピアノ曲2曲を収録。彼の代表作《四季》(武島羽衣作詞《花》を含む),《箱根八里》(鳥井忱作詞),《荒城の月》(土井晩翠作詞,のちにピアノ伴奏部を山田耕筰が作曲),《メヌエット》(ピアノ曲)は,ドイツ留学前の2年間に集中的に作曲されている。唱歌は東くめ作詞によるものが多い。
原文链接:
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16113709.html?unlock=1#continuehere
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