图片来源:bing
「三の酉」は火の用心
“三个酉日”注意防火
感谢下面同学义务提供稿件
总负责人:炸鸡
翻译:トトロ
朗读:本音频由ttsmaker生成
校对:汤圆
かつて東京・浅草の近隣では紙すきが盛んだった。細かくちぎった原料を冷たい水にさらしておく。その間、職人たちは近くの吉原へ行った。とは言っても、店の外から遊女を眺めるだけ。「冷やかし」という言葉は、そこから生まれたそうだ▼
过去,东京浅草一带盛行抄纸(一种手工和纸)。将切碎的原材料浸入冷水等待软化的过程中,抄纸匠们会到附近的吉原去逛逛。不过,他们仅驻足店前遥望艺妓而已。据闻“冷やかし(只询价不买货)”这个单词便是由此而来。
さて、その吉原のすぐそばの寺社である。伝統行事の「酉(とり)の市」で、週末は大にぎわいだった。ずらりと並ぶ出店に目を奪われ、私も冷やかし客の一人となってしまった。何しろ、見上げれば豪勢な熊手の数々。おたふくが微笑(ほほえ)み、鯛(たい)がおどる▼
接下来,我要讲的是在那个吉原旁边的寺院和神社。这里有一个名为“酉市”的传统活动,周末时门庭若市。摊位栉比相邻令人眼花缭乱,我也成了一名只看不买的顾客。身处其中,无论何时,抬头一望,便能看见数量众多的豪华“熊手(竹耙形吉祥物)”。熊手上装饰着微笑的阿多福(日式传统女面具)和跃动的鲷鱼。
注:酉市是在酉日举办的庆祝活动,祈愿生意兴隆。
どの熊手で福をかき寄せるか。客たちは迷って、値切って、買いあげる。その一人ひとりに、法被姿の売り子たちが手締めで景気をつける。「商売繁盛、それ、それ、ますます繁盛」▼
究竟哪只耙子能搂到福气呢?顾客们犹豫不决,经过一番讨价还价后,终于心满意足地抱走一只。商贩们则身着法被(后背印有字号的日式短外衣)拍手庆贺,为自己加油鼓劲,大声吆喝道:“生意兴隆,嘿呦嘿呦,财源滚滚”。
注:一般认为买熊手越便宜越吉利,因而购买时一定要试着砍价。
じつに粋な音の風景だった。買い手は意気揚々と引きあげてゆく。〈人波に高く漂ふ熊手かな〉嶋田青峰。こぼれ落としていく幸福感のおすそ分けで、こちらの胸も温かくなった▼
真是一幅充满纯粹世俗气息的吆喝景象。购得吉祥物的买家,意气昂扬地高举熊手离去。对此,岛田青峰曾作一首俳句:“人海如潮处,熊手悠然高悬空”。自熊手上普照而来的幸福感,也温暖了我的心房。
暦のめぐりあわせで、今年は酉の市が3度立った。「三の酉」まである年は火事が多いと言われる。だからではあるまいが、痛ましい火災が続いている。熊手にするか悩んだ末、火除(よ)けのお守りをいただいた。これ以上、悲劇が起きませんように▼
因农历的轮转巧合,今年恰逢三个酉日,也就意味着三次酉市。据说有“三个酉日”的年份火灾频发。虽然并非这个缘由,但今年令人痛心的火灾确实接连不断。我纠结着是否该买个熊手,最终还是去求了个防火护身符。衷心祈祷不再发生火灾悲剧。
わが家の近所では、「火の用心」と子どもたちが練り歩くのが年末の恒例だ。寒気を貫く拍子木の音がしだいに遠ざかる。あれも、残したい「音の風景」の一つである。きょうから12月。ここからは駆けるような速さで一日が過ぎていく。
在我家附近,孩子们每年都会进行“防火”游行,这是年末惯例。穿透寒气的梆子声渐渐远去。这也是我想保留的“音景”之一。今天开始进入12月了。现在开始,白天的时间变得很短,日子将如白驹过隙。
1.紙漉き「かみすき」
抄纸,制作抄纸的工人。一种手工制作的和纸。
【例句】紙漉きを通じて「日本の伝統」を感じます。
2.冷やかし「ひやかし」
嘲弄,嘲笑。只看商品问价而不买。
【例句】冷やかしの客。
3.手締め「てじめ」
拍手贺成。祝圆满成功的拍手、鼓掌。
【例句】手締め指名。
4.おすそ分け「おすそわけ」
分赠。分送。把得到的赠品或利益的一部分分赠给他人。
【例句】今日は、何かのおすそ分けをくれるらしい。
5.巡り合わせ「めぐりあわせ」
机缘,命运。
【例句】不思議な巡り合わせ。
【翻译心得】
原文:買い手は意気揚々と引きあげてゆく。
译文:购得吉祥物的买家,意气昂扬地高举熊手离去。
分析:原文省略了“引きあげて”的动作对象,单看这句话,如果不了解文化背景,有点难以理解。结合下文俳句中提到“高く漂ふ熊手”,可以得知高举的对象是熊手,在翻译时将动作对象补全。
【背景知识】
「酉の日」とは、酉年生まれ、午年生まれ、羊年生まれといった、毎年の干支(えと)と同じで、中国の十干十二支の考えを日にちに当てはめたものです。
年には酉年、月には酉の月、日には酉の日、時間には酉の刻といったようにあります。この為、酉の日は、12日ごとに巡ってくるので、毎月、2回~3回あります。
酉の市は、鷲神社(おおとりじんじゃ)で、毎年、11月の酉の日に行われる年中行事のお祭りです。商売繁盛・開運招福を願うお祭りとして江戸時代から続いています。
酉の市の由来は、現在の足立区花畑の花又村にある大鷲神社の近隣農民が「鷲大明神」への感謝として行われた収穫祭だと言われています。
昔は、酉の市の祭りでは、鷲大明神に生きた鶏を奉納し、祭りが終わると鶏を浅草寺の観音堂前に離したそうです。当時は、辻賭博が盛大に行われ賑わっていたが、安永年間に賭博禁止令が出てからは衰退し、浅草へと移っていきました。
1771年(明和8年)に、鷲大明神が、浅草長國寺に移されました浅草長國寺は、東隣に新吉原が控えたこともあり、盛況を誇り、浅草はもっとも有名な酉の町として知られています。
酉の市では、縁起物を安く買うほど縁起がいいとされています。また、売れるごとに威勢よく祝いの手締めを響かせています。
江戸時代になると、酉の市では、おかめ、鶴亀、米俵などのめでたいものを飾った「縁起熊手」が縁起物として売られています。
縁起熊手は、鷲が獲物をわしづかみにすることになぞらえて、「福をかき込む」「運を取り込む」などの意味があります。
原文链接:
https://saizi100.com/kinenbi/11/sannotori
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