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《天声人语》是《朝日新闻》具有百年历史的品牌栏目,是日本《朝日新闻》著名的社论专栏,由固定的专栏作家或编辑部集体撰写。内容涉及政治、经济、文化、教育、体育、人物、环境、科学、医疗、社会时间等各个方面。
由于行文规范,观点明晰,无论是日本的入学考试还是国内日语相关的各类考试,都经常会引用它的文章。
我们会每周不定期提供3次“天声人语”文章和翻译参照,以及重点词汇语法等。备战日语N1等中高级水平考试的同学,一定不要错过。
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【建议使用顺序】
1、不看翻译,读完日语全文,尝试读懂
2、学习生词、查阅相关语法等
3、对照翻译,加深理解
4、尝试朗读
10月20日 キンモクセイのかおり桂花的香气
本期翻译提供:等灯等灯
日语原文:
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漢字が表す意味はいつでもどこでも同じかと言えば、そうではない。「桂」と書けば、日本では落葉樹のカツラを指す。だが中国では、常緑樹のモクセイのことになるそうだ。水墨画のような風景で知られる都市・桂林の名前も、そちらにちなむという。
要说汉字所表达的含义无论何时、在哪都是一样的,那倒也不是。“桂”这个字,在日本指的是落叶树连香。但是在中国,据说“桂”指的是常绿树桂花树。以水墨画般的风景闻名于世的城市桂林,其名也和它颇有渊源。
唐の王建の詩に、その桂を織り込んだ秋の夜の一首がある。〈中庭(ちゅうてい)地白うして樹(き)に鴉(からす)棲(す)み/冷露(れいろ)声無く桂花(けいか)を湿(うるお)す〉。月の光に庭は輝き、冷ややかな露がモクセイの花をぬらす、と。小さな花弁ははっきり見えない。それだけにいっそう、甘い香りが濃く感じられたのだろうか。
唐朝王建的诗中,有一首将桂花穿插入秋夜风景。“中庭地白树栖鸦,冷露无声湿桂花。”月光照耀庭院,冰冷的露珠将桂花沾湿。那小小的花瓣难以看清,正因如此,桂花的甜香味才更加令人觉得浓烈吧。
わが家の近所にもキンモクセイがあって、いつ咲くかと、朝晩通りかかるたびに鼻をひくひくさせていた。だが香りの定期便は今年、遅かった。以前は9月だったこともあるが、4日前にようやくだった。
我家附近也有金桂树,早晚经过的时候我都会想着什么时候开花,皱起鼻子使劲嗅。但是每年必至的香味,今年却姗姗来迟。以前有时候9月就开花了,今年直到4天前才终于开花。
一因は、この異常な気象にあるに違いない。きのう都心では最高気温が30度を超え、職場でいっとき扇風機を回した。10月の真夏日はこれで3回目。きょうは気温がぐっと下がるそうだが、予報では週の半ばにまた夏日の文字がちらついている。いまは何月だっけ、とカレンダーを確かめたくなる。
其中一个原因,一定是这异常的气象。昨天,东京市中心最高气温超30度,工作单位一时开起了电风扇。10月的酷暑日,这已经是第三次了。今天听说气温会骤降,但天气预报说到周中,夏日的气温数字会再度浮现,简直让人想查日历确认现在究竟是几月了。
家の洋服掛けでは半袖と長袖が入り乱れて、きょうはどうしたものかと毎朝思案する。衣替えの樟脳(しょうのう)のにおいで季節を感じる、というようなけじめは、最近すっかり消えてしまった。
家里的衣架上,短袖和长袖胡乱切换,每天早上都会左思右想今天会是怎么一回事。换季时衣服上樟脑的味道让人感受到季节变化,但这样的季节划分,最近也完全消失了。
「愁い」とは、秋の心と書く。でも肝心の秋がこんな様子では、漢字が表す意味もそのうち変わってしまうかもしれない。
“愁”这个字,写为“秋天的心”,但是最关键的秋天变成这个样子,汉字所表达的含义没准在将来也会发生改变了。
【相关单词】
モクセイ:桂花
ちなむ:有因缘,有关联
織り込む「おりこむ」:编入,织入
花弁「かべん」:花瓣
いっとき:暂时,一时
洋服掛け「ようふくがけ」:挂衣架
けじめ:区别,区分,界限
愁い「うれい」:忧愁,忧郁
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