【书讯】朱琳・渡边健哉编丨《近代日本的中国学ーー它的光与影》

文摘   2025-01-01 07:00   吉林  

内容简介

自古以来,中国一直是日本的伟大“他者”。以现代化为目标的日本,与中国的差异化则成为其文明论的一大课题。近代日本的知识分子们打破传统“汉学”,又拒绝照搬照抄西洋“汉学”,创造了独自的“中国学”。而这门学问又被战争和时局所裹挟,时而成为照亮人们精神世界的微光,时而成为批判反省对象的暗影。本论文集从知识的编成、连锁、再生产的视点,追溯近代日本中国学的变迁过程,还原东亚近代知识的实然状态以及文化交流的历史现场

『近代日本の中国学 その光と影』

朱琳/渡辺健哉 編,勉誠出版,2024

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 古来、日本にとって大いなる「他者」であり続けている中国。


近代化を目指した日本において、その中国との差異化は文明論の大きな課題であった。


伝統的な「漢学」を打破しつつも、西洋の「シノロジー」をそのまま受容せず、独自の「支那学」を作り上げた近代日本の知識人たち。


その学問は戦争や時局の流れに翻弄され、時には「光」となり人々の心を照らし、また、「影」となり批判や反省の対象となることもあった。


知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。




『近代日本の中国学 その光と影』

朱琳・渡辺健哉 編,勉誠出版,2024


目 录




序文 
近代日本の中国学―その光と影(朱琳)

総論
「中国知」と「シナ通」(山室信一)
近代日本の中国学の系譜(小野寺史郎)

第Ⅰ部  「東洋史」と「支那学」の確立
那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に(黄東蘭)
白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点(吉澤誠一郎)
服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影(水野博太)
矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家(久保亨)
『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄(中野目徹)

第Ⅱ部  中国研究に新風を吹き込む
青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者(辜承堯)
宮崎市定と軍隊(井上文則)
吉川幸次郎と石川淳との交遊(池澤一郎)
今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究(稲森雅子)

第Ⅲ部  日中書画交流
富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々(戦暁梅)
近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって(呉孟晋)
河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者(下田章平)
瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団(塚本麿充)

第Ⅳ部  アジア踏査
関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果(渡辺健哉)
鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用(吉開将人)
大谷光瑞の光と影(柴田幹夫)
日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」(広中一成)

第Ⅴ部  ジャーナリストの目に映った中国
在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一(森平崇文)
橘樸と中国―「大正知識人」の光と影(谷雪妮)
太田宇之助と尾崎秀実一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識(島田大輔)
橋川時雄―北京三十年(朱琳)

编者简介




朱琳,日本东北大学国际文化研究科副教授。东京大学法学博士。研究领域为亚洲政治思想史、东亚文化交流史;主要关注明治大正时期的日本思想与清末民初时期中国思想界间的相互影响以及文化交涉关系。主要论文有「文化講演会 『内藤湖南宛 廉泉書簡』翻刻」(『湖南』第41号、2021年)、《内藤湖南的中国史像——日本文脉中的时代划分论》(《区域》第6辑、2016年)等。曾获第二届“吉野造研究奖”优秀奖、第三届东北大学优秀女性研究者奖“紫千代荻奖”等。‍‍‍‍‍


渡边健哉,日本大阪公立大学文学研究科教授。研究方向为元朝史、近代中日交流史。主要论文有「『満蒙叢書』から『遼海叢書』へ―内藤湖南と金毓黻との「対話」」(『高句渤海史の射程:古代東北アジア史研究の新動向』(古畑徹編、汲古書院、2022年、「常盤大定の中国仏教理解——大正時代の活動を手掛かりに」(『歴史科学』第253号2023年)等。



延伸阅读

『中国学の近代的展開と日中交渉』




陶徳民・吾妻重二永田知之 


『近代中国美術の辺界 越境する作品、交錯する芸術家』




瀧本弘之・戦暁梅 


『東アジアにおける旅の表象 文化交流の文学史』




王成・小峯和明 


『モダンの衝撃とアジアの百年:異中同あり、通底・反転するグローバリゼーション』




 山室信一


『戦後日本の中国観:アジアと近代をめぐる葛藤』




 小野寺史郎


『近代世界の「言説」と「意象」:越境的文化交渉学の視点から』




荒武賢一朗・宮嶋純子 編


『元大都形成史の研究:首都北京の原型』




渡辺健哉


『関野貞大陸調査と現在Ⅱ』




平勢隆郎・塩沢裕仁 編‍‍‍‍‍‍‍‍‍


《日本近代中国学的形成:汉学革新与文化交涉》




陶德民 

辜承尧 译


『日本における近代中国学の始まり:漢学の革新と同時代文化交渉』




陶德民


『開戦前夜の日中学術交流:民国北京の大学人と日本人留学生』




稲森雅子


SK编辑

春生、夏生丨审校



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