▶︎ 译校&朗读
| 翻译:鸡脚
| 校对:小舟
| 朗读:井上
| 注:文中所用图片均来自网络
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上野の森に行ってきた。埴輪(はにわ)に会いに、と言ったら、ちょっと気取りすぎか。半世紀ぶりの開催だという東京国立博物館の特別展「はにわ」を見てきた。遠い昔、日本列島に暮らす人たちがつくった、あの不思議な造形がずらりと並ぶ▼
前些日子,我去了上野的森林。若是说去拜访“埴轮”,可能有些装腔作势了。其实,我是去参观东京国立博物馆时隔半个世纪再度开展的特别展览——《埴轮》。展览上,古时居住在日本列岛的人们制作出的那些造型奇异的土偶,整整齐齐排列在人们眼前。
だれもが知るように、埴輪の表情はどれもやさしげで、あたたかい。どうしてだろう。「古墳時代は、平和だったのでしょう。穏やかな表現が許される、自由度の高い社会だったのでは」。主任研究員の河野正訓(かわのまさのり)さん(43)が教えてくれた▼
众所周知,埴轮的表情总是柔和温暖。对此,主任研究员河野正训(43岁)解释称:“或许是因为古坟时代是个和平的年代吧。社会自由程度高,人们可以展露出自己的温和。”
なるほど、人々が戦いに明け暮れているような時代には、大きな古墳や埴輪はつくれないか。馬をひく人、踊る人、ひざまずく人、相撲をとる人……。じつに多様な埴輪があることに驚く。鹿や猿といった動物もいる▼
なぜつくられたか。どうして踊るのか。幾多の疑問が浮かぶ。文字の記録がないため、分からないことは多い。にっこり笑う埴輪がいる理由も、豊作の喜びか、魔よけの意味か、諸説ある。真実を知っているのはいまや当の埴輪だけか。そう思うと、どこか少し愉快になる▼
为什么要制作这些埴轮?为什么它们呈现出舞动的姿态?这其中充满了谜团。由于没有文字记录,许多问题都无从得知。至于那些笑盈盈的埴轮,是在表达丰收的喜悦,抑或是帮助驱邪,众说纷纭。或许,其中的真相现在只有埴轮自己知道了。想到这里,我的心中莫名有些愉悦。
「埴輪の魅力は、動きがあること」と河野さんは話す。赤ん坊を抱える女性埴輪の腕を見れば、その何と愛(いと)おしげなことか。子を思う親の気持ちが、ひゅっと時を飛び越え、胸を打つ。「その一瞬を切り取って、つくっている。表現の簡略化が絶妙です」▼
河野先生说,“鲜活的动作是埴轮的魅力所在。”看着怀抱婴儿的女性埴轮的臂腕,她对孩子的申请与怜爱便跃然眼前。那份爱子情深穿越千年,直击人心。“捕捉这一瞬的深情并将其制作成埴轮,情感表达之简洁精准,让人拍手叫绝。”
私たちはどこから来て、どこへ行くのか。深遠な笑みを浮かべる埴輪の目のおくに、古代に生きた人の豊かさを知る。
我们从何而来,又将往何处去?浮现深邃笑容的埴轮——其双眸深处,映照出古人生命的丰盈与厚重。
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