入境外国人数显著增加
2024
12-18
中国国家移民管理局は17日、中国を訪れる外国人への通過査証（トランジットビザ）の免除措置を同日から拡大すると発表した。乗り継ぎ目的で一時入国する場合の滞在時間を、従来の72時間または144時間から240時間（10日間）に延長した。トランジットビザ免除措置を使って出入国できる口岸（出入国検査場）や滞在を認める地域も広げた。
中国国家移民管理局于17日宣布，从即日起扩大对外国人访华的过境免签政策。过境免签的停留时间从此前的72小时或144小时延长至240小时（10天）。此外，适用过境免签的口岸（出入境检查站）和允许停留的地区范围也进一步扩大。
トランジットビザの免除措置は、日本や韓国、シンガポール、米国、カナダなど54カ国の国民が対象。
过境免签政策适用于包括日本、韩国、新加坡、美国、加拿大等在内的54个国家的公民。
滞在可能な地域は、新たに山西、安徽、江西、海南、貴州の５省を追加し、従来の19省・自治区・直轄市（地域）から24地域に広げた。安徽、海南、貴州は省内全域が対象。山西省は太原市と大同市、江西省は南昌市と景徳鎮市に限定する。
新增可停留地区包括山西、安徽、江西、海南、贵州5个省，从原来的19个省、自治区和直辖市扩大至24个地区。其中，安徽、海南、贵州3省的全境适用免签；山西省限于太原市和大同市，江西省限于南昌市和景德镇市。
一方、福建、湖北、陝西の３省は、滞在を認める地域を省全域に拡大。広西チワン族自治区も南寧市、柳州市、桂林市など12地域に広げる。対象の24地域内であれば、地域をまたいだ移動も認める。
与此同时，福建、湖北、陕西3省的停留范围扩大至全省；广西壮族自治区的适用范围也扩大至南宁市、柳州市、桂林市等12个地区。在这24个地区范围内，允许跨地区流动。
トランジットビザなしで出入国できる検査場は、従来の39カ所から60カ所に拡大した。 詳細は通信アプリ「微信（ウィーチャット）」の移民管理局の公式アカウントで確認できる。
可以办理过境免签的出入境检查站从原来的39个增至60个。具体详情可通过微信的移民管理局官方账号查询。
中国ではビザの免除や乗り継ぎ目的のビザなし入国制度を利用して中国を訪れる外国人が増えている。移民管理局によると、2024年１～11月に中国を訪れた外国人（延べ人数）は前年同期比86.2％増の2,921万8,000人で、ビザなしでの入国は2.2倍の1,744万6,000人と約６割を占めた。このうちトランジットビザ免除措置を利用した外国人は2.3倍。
近年来，通过免签政策或过境免签入境中国的外国人数量显著增加。据移民管理局统计，2024年1月至11月，访华外国人（按累计人数计算）同比增长86.2%，达到2921.8万人次，其中免签入境的占比约六成，达1744.6万人次，同比增长2.2倍，其中利用过境免签政策的外国人数量则增长至2.3倍。
