联合搜查本部拒绝承认自首
2025
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韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による「非常戒厳」の宣布を巡り、高官犯罪捜査庁(高捜庁)と警察で作る合同捜査本部は15日午前10時半過ぎ、内乱容疑で尹氏を逮捕した。大統領は憲法で不訴追特権が保障されているが、内乱罪は例外となっている。捜査当局は3日にも逮捕を試みたが失敗していた。韓国の現職大統領が身柄を拘束されたのは史上初めて。
围绕韩国总统尹锡悦宣布“非常戒严”一事,高级公职者犯罪调查处(高捜处)和警察组成的联合调查本部于15日上午10点半过后,以内乱罪嫌疑对尹锡悦实施逮捕。虽然宪法保障现任总统享有不被起诉的特权,但内乱罪属于例外情况。这是韩国历史上首次对在任总统实施拘捕。
合同捜査本部は15日早朝、ソウル市内の大統領公邸で逮捕状の再執行に着手。今回は大統領警護庁による大きな抵抗はなく、高捜庁の検事らは午前9時過ぎに公邸の建物内に進入。高捜庁の報道官は15日午前、「今回は(逮捕状の)執行を積極的に阻む人はいなかった状況だ。物理的衝突も事実上なかった」と述べた。
联合调查本部于15日早晨,在首尔市内的总统官邸重新执行逮捕令。这次总统警护处没有进行强烈抵抗,高捜处检察官在上午9点过后进入官邸主楼。高捜处发言人表示,“此次没有人积极阻挠逮捕令的执行,也几乎没有发生物理冲突”。
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一方、尹氏の代理人を務める石東炫(ソク・ドンヒョン)弁護士は15日午前、尹氏がソウル郊外にある高捜庁に今日中に出頭する意向を示していると説明。しかし、高捜庁は「目的は逮捕状の執行だ」と述べ、すでに3回の出頭要請に応じなかった尹氏について「自主的な出頭」とは受け取らない姿勢を明確にし、逮捕に踏み切った。
另一方面,尹氏的代理律师石东炫表示,尹氏有意于当天主动到位于首尔郊外的高捜处自首。然而,高捜处表明,逮捕令的目标是强制执行,而不是接受自首。尹氏此前三次未响应自首要求,因此联合调查本部决定采取拘捕行动。
尹氏は逮捕前後に映像で国民向けの談話を発表。「不法で無効な手続きだ」と逮捕状執行に強い不満を示したうえで、「流血事態を避けたいという気持ち」のために逮捕に応じると説明した。
尹锡悦总统在被逮捕时通过视频向国民发表谈话,称此次逮捕“程序不合法且无效”,并强烈表达了不满。然而,他表示自己是为了避免“流血事件”才决定配合。
尹氏は国会による弾劾訴追で大統領の職務停止に追い込まれたが、警護などの特権は維持。高捜庁トップの呉東運(オ・ドンウン)庁長は3日の逮捕状執行が警護庁の抵抗により失敗した際、「2回目が最後になるという異例の決意で、しっかり準備する」と強調していた。
尹锡悦因遭到国会弹劾而被停止职务,但总统的警护特权依然保留。高捜处厅长吴东运在3日因警护处阻止逮捕失败后表示,“我们将以‘第二次将是最后一次’的决心做好周密准备”。
警護庁の要員らは公邸の周囲に鉄条網を敷くなどし、尹氏の逮捕を阻止する構えを見せ、警察部隊と警護庁要員の間の衝突が懸念されていた。しかし、聯合ニュースによると15日は、警察部隊への抵抗を自ら拒否した警護庁要員も少なくなかったという。
总统警护处在官邸外围设置了铁丝网等防御工事,试图阻止逮捕行动。但根据韩联社报道,15日当天,不少警护人员主动拒绝与警方发生冲突。
大統領代行を務める崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相は15日、「国家機関同士の物理的な衝突は、国民の信頼と国際社会の評価に取り返しのつかない被害をもたらすため、どのような理由があっても許されない。不幸な事態が発生した場合は、大統領代行として厳しく責任を問う」との声明を出していた。
担任总统代行的崔相穆副总理表示,“国家机构间的物理冲突会对国民信任和国际声誉造成难以弥补的损害,无论出于何种理由都不可接受”。他强调,如果发生不幸事件,将对责任人进行严肃追责。
尹氏は2024年12月3日夜、政府提出の予算案の一部を減額したり、検察官らを繰り返し弾劾したりする野党の行為を「内乱を企てる反国家行為だ」と非難し、戒厳令を出した。特殊部隊の一部が国会議事堂に乱入したが、国会は混乱の中で戒厳令の解除を要求する決議を可決。憲法に基づき大統領は従わねばならず、尹氏は4日未明に戒厳令を解除した。
尹锡悦在2024年12月3日夜间,批评反对党削减预算案并弹劾检察官的行为是“策划内乱的反国家行为”,并宣布戒严令。随后,部分特种部队进入国会,但在国会通过解除戒严的决议后,根据宪法规定,尹氏于4日凌晨被迫解除戒严令。