日本僑報電子週刊 第1597号 2024年 2月14日(水)発行
http://jp.duan.jp 編集発行:段躍中(info@duan.jp)
●編者より
向春の候、いかがお過ごしでしょうか。
2月4日、外務省アジア大洋州局の石飛節中国・モンゴル第二課長が、西池袋公園とオンラインで同時開催された第788回「漢語角・日語角」にいらっしゃいました。石飛課長をよく知る中国人の読者の方からは、石飛課長が北京の友人たちから「石大侠」と呼ばれ親しまれており、中国人の彼に対する愛情を表しているとのメッセージが寄せられました。石飛課長のご来訪に感謝申し上げるとともに、今後のご活躍をお祈り申し上げます。
日本に滞在する中国台湾省出身者の集まり「留日台湾省民会」の辰年春節レセプションが2月10日、東京華僑会館にて開催され、日本僑報社からも代表が参列いたしました。今年は台湾省民会設立50周年にあたり、春節レセプションの開催は4年ぶりの開催となりました。
劉光智会長、大使館の趙明参事官および王宝峰領事を含む60名以上が出席し、劉光智会長は中国語と日本語で新年の祝辞を述べ、大いに賑わいました。
2月10日、中国では春節(旧正月)を迎え、日本でも祝賀ムードとなりました。
現在第20回募集中の「中国人の日本語作文コンクール」のOB・指導教師などたくさんの方々が冬休み期間に来日し、日本僑報社を訪問してくださいました。
翌11日の「漢語角・日語角」でも、東京近郊の日本人や中国人の友人、冬休みで中国から一時帰国した日本語教師や学生、オンライン参加者ら総勢50名以上が集まったほか、日本僑報社にも多数ご来客いただき、大盛況となりました。
この場をお借りして皆さまに御礼申し上げるとともに、春節のお祝いを申し上げます。
春節快楽!龍年大吉!
20世紀前半における日本と中国の新聞・雑誌漫画作品を、それぞれの社会状況とともに比較研究する新刊『20世紀前半における中日連載漫画の比較研究』の現在制作が完了しました。本書は今春刊行の予定で、紹介ページも近日公開いたします。どうぞご期待ください。
今週に入ってから急に気温が上がり、春の訪れを感じましたが、まだまだ寒い日もありそうです。お体にはお気をつけてお過ごしください。
段躍中
●外務省石飛節課長が日中「草の根交流」の「漢語角・日語角」第788回に出席
2月4日、外務省アジア大洋州局の石飛節中国・モンゴル第二課長が、西池袋公園とオンラインで同時開催された第788回「漢語角・日語角」にいらっしゃいました。石飛課長は大変流暢な中国語で挨拶したほか、参加者と日中二カ国語で楽しく交流しました。
石飛課長をよく知る中国人の読者の方からは、石飛課長が北京の友人たちから「石大侠」と呼ばれ親しまれており、中国人の彼に対する愛情を表しているとのメッセージが寄せられました。石飛課長のご来訪に感謝申し上げるとともに、今後のご活躍をお祈り申し上げます。
【誰でも・どこでも・無料で参加できる日中交流の場】「漢語角・日語角」は毎週日曜開催。日中両言語で自由に交流、おしゃべりできる「草の根交流」イベント。
2007年8月から始まり、2019年からは新型コロナウイルス感染の影響でオンライン交流を開始。2022年9月からは西池袋公園(リアルイベント)とZOOM(オンラインイベント)を同時開催しています。奮ってご参加ください。
「漢語角・日語角」紹介ページ http://hyj.duan.jp/
●留日台湾省民会の春節レセプション4年ぶりに開催
日本に滞在する中国台湾省出身者の集まり「留日台湾省民会」の辰年春節レセプションが2月10日、東京華僑会館にて開催され、日本僑報社からも代表が参列いたしました。今年は台湾省民会設立50周年にあたり、春節レセプションの開催は4年ぶりの開催となりました。
劉光智会長、大使館の趙明参事官および王宝峰領事を含む60名以上が出席し、劉光智会長は中国語と日本語で新年の祝辞を述べ、大いに賑わいました。
蘇家戊副会長は春節レセプションの司会を担当しました。
劉光智会長の新年祝辞(日本語版)は下記の通りです。
來賓の皆様:
幸運のウサギは古い年に別れを告げ、龍は新しい年にやって来ました。
新しい年にあたり、私は留日台湾省民会を代表して、中華人民共和国駐日本国大使館、東京華僑総会、横浜華僑総会、在日各同郷会、そして在日台湾同胞の皆様に心からの祝福とご挨拶を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の流行が終息し、再び皆様と共に集まって辰年を迎えることができることを大変うれしく思います。
昨年3月5日、中華人民共和国第14期全国人民代表大会の第1回会議が北京で盛大に開催され、習近平国家主席は台湾問題解決に向けた党の総合戦略を実行する必要性を強調しました。新しい時代を迎え、台湾独立のための外部干渉と分離主義活動に断固として反対し、祖国の統一プロセスを断固として推進する。
新年においても、私たち留日台湾省民会は引き続き両岸関係の平和的発展を促進し、一つの中国の原則と「92年コンセンサス」を堅持する。 私たちは、台湾海峡両岸の同胞が自信を強め、祖国の平和的統一を共同で推進することを心から望んでいます。
最後に、皆様にとりまして良い年で、健康で、ご家族円満でありますようお祈り申し上げます。
●「中国人の日本語作文コンクール」OB・指導教師など多数来日
2月10日、中国では春節(旧正月)を迎え、日本でも祝賀ムードとなりました。
現在第20回募集中の「中国人の日本語作文コンクール」のOB・指導教師などたくさんの方々が冬休み期間に来日し、日本僑報社を訪問してくださいました。
翌11日の「漢語角・日語角」でも、東京近郊の日本人や中国人の友人、冬休みで中国から一時帰国した日本語教師や学生、オンライン参加者ら総勢50名以上が集まったほか、日本僑報社にも多数ご来客いただき、大盛況となりました。
この場をお借りして皆さまに御礼申し上げるとともに、春節のお祝いを申し上げます。
春節快楽!龍年大吉!
●新刊『20世紀前半における中日連載漫画の比較研究』今春刊行
20世紀前半における日本と中国の新聞・雑誌漫画作品を、それぞれの社会状況とともに比較研究する新刊『20世紀前半における中日連載漫画の比較研究』の現在制作が完了しました。本書は今春刊行の予定で、紹介ページも近日公開いたします。どうぞご期待ください。
『20世紀前半における中日連載漫画の比較研究』
徐園 著
★竹内オサム同志社大学名誉教授推薦
「日本と中国での漫画発展の歴史は微妙に異なる。その両者に違いはあるものの、共通点が多い。この本は、日本と中国の漫画の歴史に目配りしながら、漫画とは何かを探求する、極めて真摯な比較漫画論である。」
著者徐 園(じょ えん)
中国人民大学外国語学院日本語学科副科長、準教授。1981年山東省生まれ。吉林大学外国語学部日本語学科学士、中国人民大学外国語学院日本語研究科修士課程修了、同志社大学社会学研究科メディア専攻博士課程修了、メディア学博士号取得。
■関連書籍『日本における新聞連載子ども漫画の戦前史』 徐園著
★中国教育部第7回高等学校科学研究優秀成果賞三等賞
★第14回華人学術賞受賞
ISBN 978-4-86185-126-1 定価7000円+税
https://duanbooks.myshopify.com/products/126