日本僑報電子週刊 第1593号 2023年 1月17日(水)発行
http://jp.duan.jp 編集発行:段躍中(info@duan.jp)
●編者より
寒冷の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
第7回「忘れられない中国滞在エピソード」募集要項を発表いたしました。
留学・駐在経験者、旅行者など、実際に中国に行ったことのある日本人であれば、どなたでも応募可能です(現在滞在している人も含む)。
今年の特別テーマは、中国滞在経験の有無に関わらず、全ての日本人が応募できる「AI時代の日中交流に関する提言」を設定いたしました。皆さまのご応募をお待ちしております!
第20回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表いたしました。
本コンクールは今年で20回目の節目を迎えます。今回のコンセプトは「AI時代の日中交流」。テーマは
1-AI時代の日中交流―プラットフォームの構築を考える
2-先輩に学び、日本語学習を頑張る
3-私を変えた日本語教師―先生への感謝状
の3つです。奮ってご応募ください!
日本僑報社・日中翻訳学院の「高橋塾」第18期が2024年1月16日より始まりました。翻訳家を目指す皆さんの最も根本的な基礎力となる、翻訳の基本テクニック8項目「増訳・減訳・転成訳・倒訳・分訳・合訳・代替訳・換言訳」を紹介します。
一橋大学大学院言語社会研究科で博士号を取得した張永維氏の博士論文『日本王朝物語に見られる異界譚』を書籍化し、今月末に全国書店にて発売いたします。Amazonでも予約受付を開始しております。
本書は『竹取物語』『うつほ物語』『源氏物語』『浜松中納言物語』『松浦宮物語』といった日本の王朝物語を題材に選び、それらの中に見られる異界譚を現代の視点で捉え、現代社会との結びつきを探ることによって、王朝物語の異界譚についての斬新な視点や思考を提供する研究書です。ご期待ください。
第6回「日中ユースフォーラム」の感想文を、第19回「中国人の日本語作文コンクール」で一等賞を受賞した大連外国語大学の李雨宸さん、同コンクール三等賞受賞者である湖南師範大学の何紫怡さんよりいただきました。感想文は日中二ヶ国語で全文掲載しています。ぜひご一読ください。
年が明けてから、冷え込みの厳しい時期が続いております。お体にはくれぐれもお気を付けて、暖かくしてお過ごしください。
段躍中
●第7回「忘れられない中国滞在エピソード」募集要項を発表
留学・駐在経験者、旅行者など、実際に中国に行ったことのある日本人であれば、どなたでも応募可能です(現在滞在している人も含む)。
今年の特別テーマは、中国滞在経験の有無に関わらず、全ての日本人が応募できる「AI時代の日中交流に関する提言」を設定いたしました。皆さまのご応募をお待ちしております!
第7回「忘れられない中国滞在エピソード」募集要項
http://duan.jp/cn/2024.htm
●第20回「中国人の日本語作文コンクール」募集要項を発表
第20回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表いたしました。
本コンクールは今年で20回目の節目を迎えます。今回のコンセプトは「AI時代の日中交流」。
テーマは
1-AI時代の日中交流―プラットフォームの構築を考える
2-先輩に学び、日本語学習を頑張る
3-私を変えた日本語教師―先生への感謝状
の3つです。奮ってご応募ください!
第20回「中国人の日本語作文コンクール」募集要項
http://duan.jp/jp/2024.htm
●日中翻訳学院「高橋塾」第18期開講!
日本僑報社・日中翻訳学院の「高橋塾」第18期が2024年1月16日より始まりました。翻訳家を目指す皆さんの最も根本的な基礎力となる、翻訳の基本テクニック8項目「増訳・減訳・転成訳・倒訳・分訳・合訳・代替訳・換言訳」を紹介します。
中日両言語はよく「コッテリ中華」と「アッサリ和食」にたとえられますが、その理由は、この翻訳テクニック8項目の中に隠されています。選りすぐれた原文により、具体的な中文日訳を通じて、しっかりと翻訳テクニックをマスターしましょう。さあ、翻訳の基本を順序だてて楽しく学び、超一流の翻訳のプロをめざしましょう。
詳細はこちらのページをご覧ください。
http://fanyi.duan.jp/takahasijuku.htm
参考書籍
『中日対照言語学概論 ―その発想と表現―』(日中語学対照研究シリーズ)
高橋弥守彦 著 定価3600円+税
https://duanbooks.myshopify.com/products/240
『日中中日翻訳必携 実戦編5 ―直訳型、意訳型、自然言語訳型の極意―』
高橋弥守彦、段景子 編著 定価2000円+税
https://duanbooks.myshopify.com/products/315
日中翻訳学院HP http://fanyi.duan.jp/index.html
●新刊予告『日本王朝物語に見られる異界譚』
一橋大学大学院言語社会研究科で博士号を取得した張永維氏の博士論文『日本王朝物語に見られる異界譚』を書籍化し、今月末に全国書店にて発売いたします。Amazonでも予約受付を開始しております。ご期待ください。
『日本王朝物語に見られる異界譚』張永維 著
【内容紹介】千年前の人たちは未知の世界をどのように認識し、想像していたのか。そして文化交流の足跡はどのようであったのかを追跡することは重要な意義がある。
人間世界の範疇における未知な土地・場所、または人間世界の時間・空間から飛び出し、神仏、妖怪、鬼、死者が存在する場所は、異界の領域に属する。
異界譚の研究は人間の未知の領域に対する研究であり、それを通して当時の作者たちの文学の教養、想像力、異国と神仏世界への認識を知ることができる。それは文学を手段として、人と人、人と地域が交流し、融合した結果であると言える。
本書は『竹取物語』『うつほ物語』『源氏物語』『浜松中納言物語』『松浦宮物語』といった日本の王朝物語を題材に選び、それらの中に見られる異界譚を現代の視点で捉え、現代社会との結びつきを探ることによって、王朝物語の異界譚についての斬新な視点や思考を提供する研究書である。
【著者紹介】
張 永維(ちょう えいい)1993年生まれ、中国ハルビン市出身。中国吉林大学外国語学部日本語学科卒業、南開大学大学院日本言語文学研究科日本古典文学専攻修士課程修了、一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了、博士(学術)学位取得。一橋大学特別研究員を経て現在上海外国語大学区域国別研究院に勤務中。専門は日本古典文学、和漢比較文学。
ISBN 978-4-86185-318-0 定価4800円+税
https://duanbooks.myshopify.com/products/318
Amazon(予約受付中)
https://www.amazon.co.jp/dp/4861853184
●中国青年より日中ユースフォーラム感想文を掲載
第6回「日中ユースフォーラム」の感想文を、第19回「中国人の日本語作文コンクール」で一等賞を受賞した大連外国語大学の李雨宸さん、同コンクール三等賞受賞者である湖南師範大学の何紫怡さんよりいただきました。感想文は日中二ヶ国語で全文掲載しています。ぜひご一読ください。
「新しい世界の扉を開く」大連外国語大学 李雨宸
http://duan.jp/y/2023li.htm
「相知には遠近無く、万里なお隣たり」湖南師範大学 何紫怡
http://duan.jp/y/2023he.htm