日本古典文学がテーマの新刊『日本王朝物語に見られる異界譚』刊行

2024-01-25 10:25   日本  

日本僑報電子週刊 第1594号 2023 124日(水)発行

http://jp.duan.jp 編集発行:段躍中(info@duan.jp

●編者より

 大寒の候、皆さまにおかれましてはご健勝のことと存じます。

 一橋大学大学院言語社会研究科で博士号を取得した張永維氏の博士論文『日本王朝物語に見られる異界譚』を書籍化し、今月末に全国書店にて発売いたします。

 本書は『竹取物語』『うつほ物語』『源氏物語』『浜松中納言物語』『松浦宮物語』といった日本の王朝物語を題材としています。今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が『源氏物語』の作者・紫式部を題材にしており、ちょうどタイミングの良い刊行となりました。

 東方書店のサイトでも本書をご掲載いただきました。厚く御礼申し上げます。

 日中翻訳学院の翻訳者で若手中国学者でもある菅原直子さんが新疆を訪問し、その時の様子が122日、中国の「新疆国際交流センター」より特別番組「In Xinjiang」として放送されました。

 本日はこれを記念し、日本僑報社から刊行された新疆関連の書籍をご紹介いたします。

 120日付毎日新聞朝刊にて、日本僑報社の全5段広告を掲載いたしました。

 第7回「忘れられない中国滞在エピソード」および第20回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項発表、『「一帯一路」共同建設10周年』とその関連書籍、『日中国交正常化の舞台裏』『知日派が語る「日本」』など多数掲載しています。広告は日本僑報社HP「書籍広告特集」でもご覧いただけます。

 昨年12月中旬、第12回「宮本賞」の最終審査が行われ、厳粛な審査の結果、13本の学生論文が受賞作に選ばれました。そして大学院生の部より、東北大学大学院国際文化研究科博士課程2年生 何琦璠さんの論文「予はあえて両国民に希望する ~松本亀次郎の生涯と彼からのメッセージ~」が栄えある最優秀賞に輝きました。受賞者の皆さま、おめでとうございます!

 13本の受賞論文を全文掲載した受賞作品集を、日本僑報社より今春刊行いたします。どうぞご期待ください。

 先週に引き続き、第6回「日中ユースフォーラム」の感想文をいただきました。

 今週ご紹介するのは第19回「中国人の日本語作文コンクール」で一等賞を受賞した吉林大学の趙志琳さんの感想文「理想を共にせば、天下大同なり」で、日中二ヶ国語で全文掲載しています。ぜひご一読ください。

 『日中国交正常化の舞台裏―友好を紡いだ人々―』の紹介記事が123日付の「国際貿易」に掲載されました。掲載記事は「メディアで読む日本僑報社」でもご覧いただけます。

 http://jp.duan.jp/pr-press.html

 久方ぶりの雨や雪で、冷え込みも厳しい今日このごろ。体調を崩されないようどうぞご自愛ください。

段躍中



日本古典文学がテーマの新刊『日本王朝物語に見られる異界譚』今月末刊行 東方書店でも紹介

 一橋大学大学院言語社会研究科で博士号を取得した張永維氏の博士論文『日本王朝物語に見られる異界譚』を書籍化し、今月末に全国書店にて発売いたします。

 本書は『竹取物語』『うつほ物語』『源氏物語』『浜松中納言物語』『松浦宮物語』といった日本の王朝物語を題材としています。今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が『源氏物語』の作者・紫式部を題材にしており、ちょうどタイミングの良い刊行となりました。

 東方書店のサイトでも本書をご掲載いただきました。厚く御礼申し上げます。

東方書店掲載ページ

https://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4861853180&bookType=jp

Amazon(予約受付中)

https://www.amazon.co.jp/dp/4861853184

日本僑報社e-shop掲載ページ

https://duanbooks.myshopify.com/products/318



日中翻訳学院菅原直子さん、新疆を訪問 中国でテレビ放送も

 日中翻訳学院の翻訳者で若手中国学者でもある菅原直子さんが新疆を訪問し、その時の様子が122日、中国の「新疆国際交流センター」より特別番組「In Xinjiang」として放送されました。

120日に配信された予告編を下記のURL(天山網)からご覧いただけます。

https://www.ts.cn/xwzx/szxw/202401/t20240120_18696268.shtml

本日はこれを記念し、日本僑報社から刊行された新疆関連の書籍をご紹介いたします。

『新疆世界文化遺産図鑑〈永久保存版〉』

小島康誉、王衛東 主編 日中翻訳学院 本田朋子

★八重洲ブックセンターランキング第2位(ノンフィクション、2016722日)

シルクロードの遺跡保護に情熱を傾ける日本人たちの尽力により保護され世界遺産となった遺跡群を、フルカラー大型写真で収録。

ISBN 978-4-86185-209-1 定価 1800円+税

https://duanbooks.myshopify.com/products/209

『新疆物語 ~絵本でめぐるシルクロード~』

王麒誠 著 日中翻訳学院 本田朋子

Amazonベストセラー第7位(中国の地理・地域研究、2015730日)

日本ではあまり知られていない新疆の魅力がぎっしり詰まった中国のベストセラーを全ページカラー印刷で初翻訳。

ISBN 978-4-86185-179-7 定価 980円+税

https://duanbooks.myshopify.com/products/179



120日付毎日新聞朝刊に大型広告掲載

120日付毎日新聞朝刊にて、日本僑報社の全5段広告を掲載いたしました。

7回「忘れられない中国滞在エピソード」および第20回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項発表、『「一帯一路」共同建設10周年』とその関連書籍、『日中国交正常化の舞台裏』『知日派が語る「日本」』など多数掲載しています。

広告は日本僑報社HP「書籍広告特集」でもご覧いただけます。

http://jp.duan.jp/ad.html



12回「宮本賞」最優秀賞が決定 受賞作品集を今春刊行

 昨年12月中旬、第12回「宮本賞」の最終審査が行われ、厳粛な審査の結果、13本の学生論文が受賞作に選ばれました。そして大学院生の部より、東北大学大学院国際文化研究科博士課程2年生 何琦璠さんの論文「予はあえて両国民に希望する ~松本亀次郎の生涯と彼からのメッセージ~」が栄えある最優秀賞に輝きました。受賞者の皆さま、おめでとうございます!

 13本の受賞論文を全文掲載した受賞作品集を、日本僑報社より今春刊行いたします。どうぞご期待ください。

―日中の若者がいま何を考えているか?―

 「宮本賞(学生懸賞論文)」は、若い世代が日本と中国ないし東アジアの関係に強い関心を持ち、よりよい関係の構築のために大きな力を発揮していただきたいとの趣旨で、宮本雄二元駐中国大使が会長を務める日中関係学会によって2012年に設立されました。

■前回の受賞論文集(2023年刊行)

『若者が考える「日中の未来」Vol.9

嫌中感情に打ち勝つ「華流」の可能性 ―第11回宮本賞 受賞論文集―』

元駐中国大使 宮本雄二 監修 日中関係学会

ISBN 978-4-86185-333-3 定価 3000円+税

https://duanbooks.myshopify.com/products/333



●中国青年より日中ユースフォーラム感想文を掲載

 先週に引き続き、第6回「日中ユースフォーラム」の感想文をいただきました。

 今週ご紹介するのは第19回「中国人の日本語作文コンクール」で一等賞を受賞した吉林大学の趙志琳さんの感想文「理想を共にせば、天下大同なり」で、日中二ヶ国語で全文掲載しています。ぜひご一読ください。

「理想を共にせば、天下大同なり」吉林大学 趙志琳

http://duan.jp/y/2023zhao.htm

先週紹介の感想文は以下の2本です。

「新しい世界の扉を開く」大連外国語大学 李雨宸

http://duan.jp/y/2023li.htm

「相知には遠近無く、万里なお隣たり」湖南師範大学 何紫怡

http://duan.jp/y/2023he.htm


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