■ 日 本 文 学 協 会
第43回研究発表大会
研究発表者の公募について ■
日本文学協会では、統一テーマによる年度大会とは別に、研究発表大会を開催しています。今年度の日程および会場が下記のとおり決定しましたので、発表者を広く応募します。
研究発表大会は、古代、中世、近世、近代、国語・文学教育の5部門にわかれ、部門ごとの発表が隣接する5つの会場で同時進行します。より多くの会員が、それぞれの専攻分野に応じた新しい課題を追求し、議論を深めてゆくことを目指すものです。
また、5会場が隣接しているため、参加者は5つの部門を自由に行き来して、専攻領域以外の発表を聴き、議論に参加することもできます。したがって発表者が、自分の専攻領域を超えた問題提起をすることも可能です。
会員の日頃の研究成果の発表の場として、また様々な領域の意見が交流する場として、多くの方にこの研究発表大会を活用していただくことを期待します。
研究発表を希望される方は、4月15日までに日本文学協会ホームページからお申し込みください。申し込まれた方には、4月末日までにご連絡いたします(申し込み者が多数になった場合、調整させていただくことがあります)。
記
日 時 7月7日(日)
会 場 北星学園大学
形 式 対 面
http://nihonbungaku.server-shared.com/FormMail/taikai/FormMail3.html
日本社会文学会
Association for Japanese Social Literature
2024年度日本社会文学会春季大会
日程:2024年6月22日(土)
場所:東京大学駒場キャンパス(対面・オンライン併用)
※研究発表者は大会会場で発表を行うことを原則とする
特集テーマ:移民・難民をめぐる想像力――受容と排除のはざまで
【研究発表者募集】自由発表ですが、テーマに関係するものも歓迎します。発表を希望される方は、2024年3月1日(金)必着で、本ページ下部に記載の学会メールアドレスに発表題目と発表要旨(400字程度)をお送りください。
【宛先】
日本社会文学会 宛
e-mail : shakaibungaku@gmail.com
(上のメールアドレスに含まれる文字を、全て半角に変えてお送りください。)
【2024年度 春季大会開催のご案内】
2024(令和6)年度昭和文学会春季大会を下記の通り開催いたします。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:6月8日(土)午後
会場:神奈川近代文学館
開催形式:対面とオンラインによるハイフレックス(予定)
※新型コロナウィルスの感染状況によっては、オンラインのみでの開催となります。
特集:文庫本というメディアをめぐって
【特集テーマ発表者の募集】
このたび会員各位の発表機会の維持、またそれによる大会企画の一層の多様化、充実化を期して、特集テーマ「文庫本というメディアをめぐって」の発表者を広く募集いたします。
企画趣旨文については、以下の「特集テーマ企画趣旨」をご覧ください。
発表は、会場(対面形式)で行うことを前提とします。
多くの方々のご応募をお待ちしています。
応募受付および締切:
Eメール添付による応募の場合
会務委員会アドレス kaimu@swbg.org
2月29日(木)23時59分締切
郵送による応募の場合
〒101-0064 千代田区神田猿楽町2-2-3 NSビル302 笠間書院内
2月29日(木)必着
募集人数:1~2名
応募要項:①氏名、②所属、③発表題目、④要旨(1000~1200字)を明記したものを文書作成ソフトもしくは手書きで作成し、お送りください。Eメール添付の場合はPDFファイルに変換をお願いします。
その他:発表は1人30分、シンポジウム形式を予定、旅費の補助なし、非専任に限り印刷費の補助あり(上限3000円)。
問い合わせ先:会務委員会 kaimu@swbg.org
【特集テーマ 企画趣旨】
特集:文庫本というメディアをめぐって
日本独自ともいえる文庫本の歴史のはじまりは明治30年代に登場した袖珍本とされるが、現在の文庫のかたちを定着させたのは昭和2年創刊の岩波文庫である。その成功を受け、多くの出版社が文庫を創刊した結果、文庫本市場は多様なものとなり、いまでは各出版社が独自色のレーベルを持っている。
文庫本の最大の特色として、コンパクトで持ち運びやすく、廉価で手に取りやすいことが挙げられる。いわゆる「名作」を流布本として人びとに広く届け、時としてその権威づけに貢献し、また文学ジャンルへの「入口」として機能するなど、文学の制度的な支柱として文庫が機能してきたのは、その特色と深く関係しているだろう。1970年代後半にはじまる角川書店を中心とする映画やテレビを通した大量宣伝からなるメディアミックス戦略以降、各出版社の「夏の文庫フェア」や多種多様なメディアと結びついたカバーなどによって、文学は商品としての側面を強くしてきたが、そのなかで文庫の存在感は決定的なものとなっていった。以前はハードカバーなどですでに出版されている書籍を文庫本として再販することが一般的だったが、近年では書き下ろしの文庫も増え、価格の上昇とともにその価値ひいては権威性はますます高まっている。ライトノベルにみられるように、レーベルがジャンルを枠づけてしまう点においても、現在の文学の出版において文庫の果たす意味は決して小さくはない。このような文庫をめぐる出版文化の歴史を対象化することは、文庫が文学の生成、ならびに作品と読者を結び合わせる言説空間の生成に対してどのように寄与し関わり合っているのかを紐解くことに繋がるのではないだろうか。
一方、文庫本に挿入されたイラスト、著者近影などは文学作品の解釈に少なからず影響を与える。そこに付された注釈や解説についても同様である。それらが広く流布することは、読者の解釈=意味生成の場に何らかの支配的な力が加わることを意味している。また、同じ作品が複数のレーベルから出版される機会が多いのも文庫の特色のひとつだが、装幀やレイアウトは文庫ごとに異なり、時には本文が違っていることもある。作品の内容やイメージに関わるこれらの要素について比較検討することは、文庫を長所・短所それぞれの視点から捉え直す可能性を秘めているだろう。
電子書籍が親しまれるようになり、オーディオブックも人気を博している現在、文庫の意味は将来的に変化していくかもしれないが、それらの底本となるのはやはり文庫本がほとんどだ。文庫本というメディアの存在意義や歴史性・特異性を明らかにする研究や、強い影響力を持つがために生み出される文庫の功罪について多角的に検証する研究を願っている。
中世文学会 2024年度 春季大会 研究発表者の募集について
中世文学会では、2024年度春季大会を下記のとおり開催いたします。
日程 2024年6月1日(土) シンポジウム
6月2日(日) 研究発表会・総会
会場校 青山学院大学 青山キャンパス
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
*新型コロナウィルス感染症(covid-19)の感染状況および会場校の方針等により、オンラインでの開催に変更する場合がございます。ご理解を賜りますよう、お願いいたします。
つきましては、研究発表会の発表者を募集いたします。
発表時間は25分以内、質疑応答は15分以内です。発表ご希望の方は、題目と800字以内の要旨に、所属・氏名を明記の上、2024年2月20日(火)必着で、事務局までメール(添付ファイル)または郵便でお申し込みください。メールでお申し込みの場合は、事務局より返信いたします。返信のない場合には、必ずご一報ください。
第129回 令和6年度 夏季大会
令和6年度夏季 全国大学国語国文学会 第129回大会 大会テーマと研究発表者募集のお知らせ
令和6年度夏季全国大学国語国文学会第129回大会は、下記の通り開催されます。大会のテーマは「時代がつくるコンテクスト」です。
生成AIの社会的な運用が具体化しつつある昨今、生成AIが作る文章に差別的な表現があるという報道があった。過去の活字をデータとして使っているAIであるがゆえに、そのような結果は必然でもあったろう。このことは、生身の人間だけがコンテクストを行使できることをあらためて問いかけている。
さらに言えば、コンテクストは普遍的なものではなく、時代によってつくられ、変遷するものである。文学研究では、テクストの背後のコンテクストの解明が有効な方法論になっていると思しいが、あらためてコンテクストとは何かを考え、コンテクストと文学研究の接続の仕方を問い直すことは重要な意味を持つだろう。コンテクストが、いかに読み、書くことに繋がっているのかを考えたい。その解明は将来の文学研究のありかたをも照らすのではないだろうか。
大会第2日は、研究発表会が行われます。研究発表の内容は次の通りとします。
本大会のテーマに沿ったもの
自由
研鑽を積まれた積極的な研究成果の発表を期待します。応募される際の要旨には、主旨・方法・結論を明確にお書きください。説のプライオリティは要旨の到着日とします。若手の大学院生や研究者の要旨は、「研究発表奨励賞」の審査の参考となります。
研究発表の採否の決定は、4月上旬の予定です。採用が決まり次第、発表資料の原稿締切等についてご連絡いたします。
Ⅰ 大会日程
Ⅱ 会場
早稲田大学国際会議場 (〒169―0051東京都新宿区西早稲田1―20―14)
Zoomを併用したハイブリッド大会を予定していますが、状況によってはオンライン大会となることをご承知おきください。詳細はホームページをご確認ください。
Ⅲ 研究発表申し込み要領 [会員のみ]
題目・要旨(800字以内・A4用紙横方向・縦書き)に、住所・氏名(ふりがな)・電話番号・ E-mailアドレス・所属(大学名など)・身分(職階、学年など)・専門領域を明記して、電子媒体2種類(Wordなどのテキストファイル、およびPDFファイル)にして下記のフォームよりお申し込み下さい。郵送は不要です。
発表時間は一人計40分(発表25分・質疑応答15分)です。
申込期限 令和6年3月1日(金)必着
大会研究発表申込フォーム
https://zenkoku-sjll.org/conference/paper_application/
国際芥川龍之介学会ISAS
International Society for Akutagawa [Ryunosuke] Studies
第19回国際大会を、下記の日程で開催いたします。NEW!
開催日 【研究発表】2024年11月16日(土)・17日(日)
【文学交流会】18日(月)
開催地 輔仁大学外語学院 徳芳大楼(新北市新荘区中正路510号)
テーマ 「芥川万華鏡―読み解かれるもの・生み出されるもの」
欢迎提供各类相关学术活动信息,本公众号可同步推送,也可承接在线直播相关业务。