今天我们继续推送“熊猫杯”日本青年感知中国征文大赛获奖作品,一起来看看真野朝子与中国的故事吧!
“你远道而来,这次我来请客吧!”这是我在上海与老友重逢后,她反复对我说的一句话。我们在美国留学时相识,是曾在陌生土地上努力拼搏、相互鼓励的“战友”。当时她和她的室友们给我安利“老干妈”,向我介绍中式早餐的吃法。这些温暖回忆成为了我留学回国后自学中文的动力。
参加工作前,我计划去上海游玩三天,原本想着只要能约她吃上一顿饭就很好了,没想到她特地抽出时间陪我逛了整整三天。那时,她总是把文章开头的那句话挂在嘴边,从不让我掏钱。她提前对每个景点做了细致攻略,其认真努力的身影使我深受感动,我也想着有朝一日能在日本尽地主之谊,好好招待她。
2019年4月,我成为了一名小学教师。埋头苦干的第一年,一件前所未有的事情发生了。2020 年1月初,我听闻一种新型病毒在中国传播,看了微信朋友圈和中国的网上新闻后,感到事态有些严重。我想做些力所能及的事情,发现当时日本药店还有口罩后就买了三盒,连同点心一起邮寄给了这位上海朋友。好在包裹顺利送达,她非常开心,我也因为帮上了一点忙而感到安心。
但一个月后,新冠病毒在日本肆虐,民众生活开始受到限制。我所在小学的孩子们也不例外,他们放学后玩耍的地方接连关闭。当我把这件事告诉班上的孩子们时,他们不但发出了嘘声,还大吼道:“都是中国的错!开什么玩笑啊!”往常我会尽量不在孩子面前表现出激动情绪,但那些话语令人实在难以忍受。如果孩子们知道中国人心胸开阔、重情重义,怎么会说出这样的话呢?难道有人自愿染上新冠吗?!痛苦后悔的不仅仅是我们,中国人也是一样吧!想到这里,我几欲落泪。当我向孩子们讲明这些道理后,至少他们不会在我面前指责中国了。
经历新冠疫情之后,我开始强烈地意识到,应该让孩子们了解媒体不曾报道的中国的优点,以及日中间的文化渊源。同时我的工作也发生了变化,由于大学专业是英语,我成为了一名小学英语教师。现在,我每天教授的课程都与中国有关。例如,在教授五年级学生如何用英语表达“我想去的国家”时,我会先介绍世界各国,创造机会让他们产生兴趣。提到中国时,我不仅会给他们看长城和故宫,还会展示二胡演奏和变脸的视频。变脸表演尤其受欢迎,孩子们会相互讨论面具快速变换的诀窍何在,甚至有些孩子在期末演讲时还将“观看变脸表演”作为他们想去中国的理由。
此外,在教授三年级学生“这是什么?What's this?”的课程时,我会将简体字写下的运动项目作为题面(例如“羽毛球”“排球”“棒球”等),让他们用英语回答出是哪一项运动。他们似乎很喜欢从自己认识的汉字中猜测含义,并对简体汉字和日语汉字间的差异十分好奇。如果肩负未来发展的孩子们能够更多地了解中国,成为构建良好日中关系的坚实力量,哪怕只是很少一部分,我也会感到心满意足。
新冠疫情终于告一段落,访日的中国游客数量也开始逐渐恢复。据说朋友还暂时不能来日本,但如果在街上遇到中国人,我会用中文和他们交流,尽可能招待好他们。今后,不论是在小学课堂还是街上偶遇,我都会尽我所能,为巩固日中间的友谊做出贡献。因为我相信,这是向她报恩的第一步。
非常感谢能够获得这样一个宝贵机会。很开心能在与当地中国人的交流中,再次切身感受到中国人的平易近人、重情重义以及热情好客。
恩返しの第一歩
真野 朝子
狛江第六小学校教師
「あなたは遠くから来たのだから私におごらせて!」これは上海で再会した中国の友達が何度も私に言った言葉だ。彼女とはアメリカの留学中に出会い、お互い慣れない土地での暮らしに苦労しながら励まし合った「戦友」だ。彼女やそのルームメイト達から老干媽や中国式の朝食を教えてもらい、温かい思い出は留学後の私の中国語学習への意欲となった。
社会人になる前に、上海に3日だけ遊びに行き、私はご飯でも彼女と一緒に一回食べられたらいいなと思っていたが、なんと彼女は3日間ずっと上海を案内してくれた。そしていつも冒頭の言葉で私に払わせようとしなかった。各地の入念な下調べなど、彼女の一生懸命な姿に感動し、私もいつか日本で彼女を精一杯もてなしたいと思った。
私は2019年4月に小学校の教員となり、毎日必死だった1年目に未曾有のことが起こった。20年1月初め、新型のウイルスが中国で流行りだしたと聞き、友達のWeChatや中国のネットニュースを見ると、大変なことになっていた。私にできることはないかと考え、当時日本の薬局にはまだマスクがあったので、マスクを3箱とお菓子を彼女に郵送した。どうにか無事に届き、とても喜んでもらえて、少しは助けになったかなと安心した。
しかし翌月2月には、日本にもコロナが拡がり、社会生活に規制がかかりだした。小学校の子どもたちの生活も例外ではなく、放課後の遊び場が次々と閉鎖された。そのことを当時担任していた子どもたちに伝えると、ブーイングだけでなく、「中国のせいだ!ふざけんな!」とわめきだした。普段、子どもたちの前で感情的にならないようにしていた私だが、その言葉だけは許せなかった。あんなに心が広くて、義理堅い人たちのことを知って、言っているのか?誰がコロナになりたくてなるというのか。苦しくて、悔しいのは私達だけじゃない、中国の人たちだって同じだろう!涙が出そうだった。そのことを子どもたちに伝えると、少なくとも私の前で中国のことを悪く言う子どもはいなくなった。
新型コロナウイルス感染症を経て、私は子どもたちにメディアで報道される以外の中国の良さや、日本との文化的なつながりを知ってもらいたいと強く思うようになった。また、仕事でも変化があり、大学で英語を専攻していたこともあって、小学校の英語専門の教師になった。今は、中国にまつわる内容を取り入れた授業を日々行っている。例えば、5年生の「行きたい国」の英語表現を教える時には、まず世界各国を紹介し、興味をもつ機会を設ける。その際、中国の時は、万里の長城や故宮だけでなく、二胡の演奏や変面ショーの動画も見せる。変面ショーは特に人気で、お面をすばやく取り換える秘密を子ども同士で議論したり、学期末の行きたい国のスピーチで、中国に行きたい理由にする子どももいるほどだ。
他にも、3年生の「これは何でしょう?What’s this?」では、簡体字で書かれたスポーツ(羽毛球、排球、棒球など)のクイズを出し、子どもたちが英語でスポーツ名を答える活動をしている。知っている漢字から、意味を推測するのが楽しいようで、中国の簡体字と日本の漢字の違いに興味津々だ。次世代を担う子どもたちが、隣国のことをよく知り、将来の良好な日中関係を築く原動力に少しでもなれたら嬉しい。
ようやくコロナが終息し、徐々に中国からの観光客も戻ってくるようだ。彼女はまだ日本に来られないそうだが、街で会った中国の方には中国語で話し掛けるなど、できる限りもてなしたい。これからも小学校の授業や、街中での出会いなど、自分のできることで、中国と日本の絆づくりに貢献していきたい。それが彼女に恩返しする第一歩だと信じて。
訪中の感想
このような貴重な機会をいただきましてどうもありがとうございます。あらためて中国の現地の人との関わりの中で、距離の近さ、義理堅さ、また温かく受け入れてくれたことを生身で感じたのは、とてもうれしかったです。
翻译:黄泽西
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