四時展讯「Season to Season」松田苑子 展

文摘   文化   2022-11-09 20:58   美国  

第三次为松田苑子做展,这次的个展,松田寄过来的作品分了四个篇章—春、夏、秋、冬;「四时」的店名,也取自一天里的朝昼夕夜到一年里的春夏秋冬。日语里有一个很好的词,叫做「四季折々」(しきおりおり),表达每个季节有着它该有的馈赠,风景、花草、食材,都自然而然的发生。因此我们为展览取名「Season to Season」,是松田苑子对自然的感知,在立冬后送来北京四季的景。

川端康成在「花未眠」里写到「盛放,含有一种哀伤的美」,花在盛开的那一刻,也意味着迎接凋零,在时间面前花的生命柔弱且短暂。松田的作品以「时间的盒子」为主线,纪录了最美的那一刻。松田苑子的作品里,你能看到满街的桂花香、庭院里的草生长交错、六七月在海边的沙岸上盛开的玫瑰花、夏季的晚霞照耀天空和夜晚的腐草为萤。我们以为看到的是风景,其实是心灵。

—四时·店主

展览地点

四时Season
北京市丰台区,潘家庙56号,京工时尚创新园B-6-105B
Tel/Wechat.18201600857

四时Season art space&store

开车的客人京工时尚创新园(南门)进入穿过园区把车停到京工时尚创新园停车场 

需核酸72小时阴性证明和健康宝绿码


展览时间 | 入店

2022年11月12日-11月19日 11:00-18:00 

最近疫情反复,也为了大家有更好的体验,首日下午15:00前,分时段预约,15:00以后无需预约。预约方式:Tel/Wechat.18201600857(微信或直接打电话均可)

11:00-12:00 3人

12:00-13:00 3人

13:00-14:00 3人

14:00-15:00 3人

15:00以后 无需预约


网络销售

首日下午15:00开始接受网络咨询购买,需要作品目录请私信我们:)


关于展品

松田苑子的作品产量很低,个展的作品来之不易,部分作品售罄后贴红点展示至11.18,陆续邮寄发出。感谢大家理解。




松田苑子

Sonoko Matsuda

1986出生于福冈县

2011多摩美术大学工艺学科玻璃课程毕业 

2013东京艺术大学硕士课程玻璃造型结业 

2015金泽卯辰山工艺工房结业

2020至今 在京都府南部进行创作 




从第一年开始介绍松田苑子,经常被问到的是作品的用途。想起前几日和朋友聊到东方的美,美好的东西不是一下子被看见的,是含着的,收着的,也许这就是「时间的盒子」的用意,存放一切美好的,能唤起珍贵记忆和情绪的东西。


No.36 ときの箱 夏空のこと 平丸  クリア 

2022.7.24 摘自松田苑子的Instagram


「夏天的那些事」

晚霞的颜色很美。

前几天我读了宮内悊先生的书「箱」。在读解功能这页上,有着关于将盒子作为道具的附加功能的描写。书里写着这样一句话:「拿开盖子,把盒子当作托盘」。我看到这句话后产生了很大的兴趣,便制作了这个盒子。想着如果要制作托盘的话,它首先必须是圆形的,所以我把它做成了这个形状。

盒子是生活中必不可缺的道具。通过阅读书籍查找一些语言的含义,可以让我了解盒子在历史积累过程中的变化,这是一件非常开心的事情。即使我读得比较慢,非常花费时间。

我想,如果我的盒子是能代表着「当下」的作品就好了。

今天的天气不错,我想应该会有美丽的夕阳出现吧。


「夏空のこと」

夕方の綺麗な空の色。

先日、宮内悊氏著の『箱』という本を読んでいて、機能を読み解く項で箱という用具の付帯機能として、「フタはずし、盆として使う。」という一文があり、興味が湧いて作ってみた箱。盆ならばまずは丸かなとこの形を作ってみました。 

生活の中に必ずある箱という用具。積み重ねられてきた歴史の中でどのように変化してきたのか、本を読んだり、言葉の意味を調べたりすることはとても楽しい。

読むの遅いからすごく時間がかかっちゃうけど。

私の作る箱が「今」を映すものであればいいな。と思います。

今日はいい天気で夕日が綺麗な日になりそう。


No.15-17 ときの箱 金木犀  琥珀

2022.10.2 摘自松田苑子的Instagram

转眼就到了10月。前几天久违地去散了散步,感叹一下已经是秋天了,总觉得今年的9月像是不存在的一样。桂花应该也要开了吧。

気がついたら10月。先日久しぶりに外に散歩をしたらすっかり秋で、なんだか今年は9月が幻の様でした。そろそろ金木犀も咲くかな。

No.21  ときの箱 牡丹 秋色

No.4  ときの箱 ライラック  薄アメジスト、薄琥珀

2022.11.1 摘自松田苑子的Instagram

就像把美好的事物记录下来一样,我制作得是会把珍贵的东西装入进去的盒子。我觉得珍贵的东西并不是由价格上的昂贵决定的。每个人的人生、回忆、对未来的希望才是最珍贵的。所以我把这个盒子叫做「时间的盒子」 。我觉得盒子里有着守护和珍惜的力量,希望能够守护使用这个盒子的人的心中所想。

美しいと思うものを書き留めるように、大切なものを入れるための箱を作っています。大切なものとは、決して高価なものだけではなくそれぞれの人が過ごしてきた時間や思い出、未来への希望が作り出すものだと思い「ときの箱」と名付けています。箱には中に入っているものを守り、慈しむ力があります。この箱が使ってくれる人の心を守るものであります様に。

No.23 ときの箱 松雲文   六角茶入  水浅葱、薄アメジスト

No.9 ときの箱 紫陽花  紫、錆青、古色

No.31 ときの箱 四季の花 炭黒

No.27 ときの箱 唐草 炭黒

2022.7.23 摘自松田苑子的Instagram

唐草纹,是蔓草生长交错的样子。因为它生命力的强盛,所以是长寿繁荣的象征。我尝试把它雕刻在不透光的黑色盒子表面。因为制作这个作品的玻璃材料已经不能再生产了,心中就会想着到底还能做几个…总是在看上一遍又一遍后才会把作品们送出去。真的是转眼之间,明天展会就要结束了。以为梅雨季即将过去,没想到还是每一天都在下雨,茁壮成长的植物们仿佛要覆盖住整个街道。

蔦草が伸びて絡み合う姿を文様にした唐草文。生命力が強く途切れることがない姿から「長寿、繁栄」の意味を持つそう。光を通さない真っ黒な箱にピタっと張り付く様に彫りこみました。とてもかっこいいガラスなのですが、もう製造されていない材料で、あと何個作れるだろうか…と作るたびに散々眺めてから送り出しています。あっという間に展示は明日まで。梅雨が明けたと思ったら雨ばかりで、元気いっぱいな植物に街が飲み込まれてしまいそうです。

No.2 ときの箱 皐月唐花  水浅葱、一斤染

No.6 ときの箱 唐花 藤、若草、ピンク

No.19 ときの箱 松雲  琥珀、青

No.11 ときの箱 波紋 クリア、青

No.12 ときの箱 唐草  海松、セピア、金彩 ; 放在了夏季的作品,夏季夜里的腐草为萤。

2022.5.9 摘自松田苑子的Instagram

前几天我收集了一下以前的老物品,看到有人充满爱意地说道 “以前肯定是这样被使用的” ,这句话让我感触很深。长时间风吹雨淋被埋在土里,也许会有些破损,外表也会有些脏,不如新的东西漂亮,但是的确能感受到它们的美。自然的力量、时间的沉淀、还有人们对它们的情感都是真实存在的,就像从古时传来的信件。在想到这些的时候,我就想到生活在当下的自己,应该把当下的美记录下来,通过我的知识、技术努力去做出我认为美的东西才是最重要的。我能做的,就是把这些所思所想变成作品。在这之后,作品会在某个人的生命中,随着时间的积淀而变得有意义。我想,这是写给未来的一封信。花、鸟、天空与季节的变化,如果能够把心寄托在身边这些美好的事物上,这样的生活也会向你走来。如果能做出传递如此般平静美丽生活的作品,我会觉得很幸福。

先日、古いものを集めて「きっとこうやって使われていたはず」と愛おしそうに語る人を見ていて、腑に落ちたことがある。長い間、雨にさらされ、風に吹かれて、土に埋まり、欠けたりしているその小さなものは、薄汚れていてピカピカではないけれど確かに、美しくて、そこには自然の力やときの流れ、人の思いが存在していて、過去からの手紙のようだと感じた。そんなことを考えていて、じゃあ、今を生きる私は、今、美しいと思うものを書き留めるように、知り得る知識、技術を用いて一生懸命に作ることが大切なのではないか。とストンときた。私が出来ることは、形にするところまで。その先、誰かの生活の中でときを重ねて意味を持っていく。それは、未来への手紙として残っていくことなんだと思います。身近にある美しいもの。花や鳥、空や季節のこと。そういうものに心を寄せて生活に取り入れ、寄り添うように生きる。そんな、穏やかで美しい生活があることを伝えていけるような作品が作れれば幸せです。

No.20 ときの箱 六角唐花 白绿

2022.8.2 摘自松田苑子的Instagram

照片上可能比较难分辨,绿色多少是有一些不一样的。有一些是青绿色,有一些是白色。不透明的盒子的制作过程就像绘画时在调色板上调颜色一样,需要把透明的玻璃粉末和有颜色的粉末调和在一起。每一颗玻璃粉末的大小就像白砂糖一般,当光照进盒子的时候,会现出一些青色或者浓绿色。

写真だと伝わりづらいけれど、緑も少しづつ違うみどり。少し青みがあったり、白みがかかっていたり。不透明な箱は、絵の具と同じように透明のガラスの粉と色のガラスの粉を調合して色を作ります。お砂糖のつぶほどの小さな小さなガラスの粒が並んで色を作り出すので、光に透かすと青が入っていたり濃い緑が入っていたり。

‍‍‍No.26 ときの箱 冬果 錆青、藤

2022.2.16 摘自松田苑子的Instagram

前一段时间, 闻了闻下雨前的气息,就想到了小时候。我想那时候的我能够更容易感受到植物、天空和风的气息 。

小学放学回家放下书包后,大部分时间我都是在树上和泥地里翻来翻去中度过的,一边感受着土地的味道,一边看着天空发呆。追踪着辛勤劳动搬运大米的蚂蚁找到它们的家,闻闻花朵的味道,荡着秋千… 就这样直到天变暗了才准备回家。如此说来,还是小孩子的我一直和世界在接触,但在成长过程中这样的机会却越来越少了。读大学后接触的世界已经完全不一样了。

最近搬家到自然景色丰富的地方,以前的感觉又渐渐回来了。现在我做的事,就像把以前觉得美好的事物、美丽的事物找回来,把拉远了的距离再拉近一点。最近在一边在思考,一边做着「时间的盒子」。

この間、雨の前の匂いをかいで、ふと、幼い頃の私は、もっとずっと、簡単に植物や空や風と繋がれていた気がする。って思いました。小学校から家にもどって、ランドセルを置いたら、多くの時間は木の上にいたり、土の上にゴロゴロして土の匂いを感じながら空を眺めたり、せっせとご飯を運ぶ蟻たちを追いかけて家を突き止めたり、花の匂いを嗅いだり、ひたすらブランコでぶらぶらしたり。そんな風に時間を過ごして、そうして、日が暮れて、暗くなる前に家にもどる。そうやって、生きている世界と充分に関わりながら過ごしていたように思うのだけれど、大人になるにつれて、そういうものと少しづつ距離ができて、大学生になるころには完全に違う世界に存在するものとして認識するようになった。最近、自然の多い土地に住むようになって、少しづつ昔の感覚を取り戻してきているような気がします。今、私がやっている事は、離れてしまった距離を少しでも縮めるように、素直に好きだと思うこと、綺麗だと思うものを手元に戻そうとしている事なんじゃないかな。近頃は、そんな事を考えながら「ときの箱」を作っています。


关于松田苑子的制作工艺

松田苑子的作品,不仅是「时间的盒子」,也是“用了很多时间来制作的盒子”。每一件精致作品的背后都花费了很多时间。盖物本身就是很有难度的器型,烧制、雕刻,每一个工艺流程都会影响到成品率。

制作过程中,需要先用木片制作石膏模具,用做好的石膏模具烧制玻璃,一个石膏模具只能制作一件作品,制作石膏模具要把控好水的比例,避免烧制过程中开裂。制作好光滑的盒子之后,开始一件一件地雕刻,如果仔细观察会看到雕刻过程中留下的“笔触”。

松田苑子的作品产量很低,工艺复杂精细。在2.5周里同时制作和烧制5件作品,其中还包括破损未能成型的作品。




主办:四时Season

企画:费千哲 杨玉辉

海报 拍摄 文字 :费千哲

书籍设计:劳硕维

翻译:啟豪 赵超 樱桃

(敬称略)


四时微博:Season四時

小红书:四時Season

Instagram:season.artspace1

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