讲解视频|日语版 小王子 あの時の王子くん~星の王子さま~ 第十七章(音频+文本+注释+中文译版)

文摘   2024-06-23 16:30   云南  


「人はどこにいるの? 砂漠だとちょっと一人ぼっちだし」
「人の中でも一人ぼっちだ」


“人在哪儿?在沙漠里有点孤单。”

“在人群里也孤单。”



译版简介




小王子的日语译版在维基百科上目前记录着的有30个。
我们在这里学习的是大久保ゆう翻译的あのときの王子くん」。该译版是唯一版权免费的。「あのときの王子くん」在忠于原著的同时,为了方便孩子们阅读,语言表达浅显易懂且自然。而且最初也是为了朗读而翻译的,所以读起来朗朗上口。

2020年的Kindle版相比2006年的青空文库版:


  • 文字增加了
  • 逗号和注音假名由编者独立整理
  • 删除括号前的句号
  • 有大概十处,表达上做了调整,或增加了表达(主要是为了意思更清晰明了)


音読




音频出处:https://www.youtube.com/watch?v=VN5UVoWzAy8&t=1091s
音频出处:https://www.youtube.com/watch?v=bMv62hFsFto&t=59s



あの時の王子くん 17(青空文庫 



  うまくいおうとして、ちょっとウソをついてしまうってことがある。あかりつけのことも、ぜんぶありのままってわけじゃないんだ。そのせいで、なにも知らないひとに、ぼくらの星のことをへんにおしえてしまったかもしれない。ちきゅうのほんのちょっとしか、にんげんのものじゃない。ちきゅうにすんでる20おくのひとに、まっすぐ立ってもらって、集会(しゅうかい)みたいによりあつまってもらったら、わけもなく、たて30キロよこ30キロのひろばにおさまってしまう。太平洋(たいへんよう)でいちばんちっちゃい島にだって、入ってしまうかずだ。
 でも、おとなのひとにこんなことをいっても、やっぱりしんじない。いろんなところが、じぶんたちのものだっておもいたいんだ。じぶんたちはバオバブくらいでっかいものなんだって、かんがえてる。だから、そのひとたちに、「かぞえてみてよ」って、いってごらん。すうじが大すきだから、きっとうれしがる。でも、みんなはそんなつまらないことで、じかんをつぶさないように。くだらない。みんな、ぼくをしんじて。
 王子くんはちきゅうについたんだけど、そのとき、ひとのすがたがどこにもなくて、びっくりした。それでもう、星をまちがえたのかなって、あせってきた。すると、すなのなかで、月の色した輪っかが、もぞもぞうごいた。
「こんばんは。」と王子くんがとりあえずいってみると、
「こんばんは。」とヘビがいった。
「ぼく、どの星におっこちたの?」と王子くんがきくと、
「ちきゅうの、アフリカ。」とヘビがこたえた。
「えっ、まさか、ちきゅうにはひとがいないの?」
「ここは、さばく。さばくに、ひとはいない。ちきゅうは、ひろい。」とヘビはいった。
 王子くんは石ころにすわって、目を空のほうへやった。
「星がきらきらしてるのは、みんなが、ふとしたときに、じぶんの星を見つけられるようにするためなのかな。ほら、ぼくの星! まうえにあるやつ……でも、ほんとにとおいなあ!」
「きれいだ。」とヘビはいう。「ここへ、なにしに?」
「花とうまくいってなくて。」と王子くんはいった。
「ふうん。」とヘビはいった。
 それで、ふたりはだんまり。
「ひとはどこにいるの?」と、しばらくしてから王子くんがきいた。「さばくだと、ちょっとひとりぼっちだし。」
「ひとのなかでも、ひとりぼっちだ。」とヘビはいった。
 王子くんは、ヘビをじっと見つめた。

「きみって、へんないきものだね。」と、しばらくしてから王子くんがいった。「ゆびみたいに、ほっそりしてる……」
「でもおれは、王さまのゆびより、つよい。」とヘビはいった。
 王子くんはにっこりした。
「きみ、そんなにつよくないよ……手も足もなくて……たびだって、できないよ……」
「おれは船よりも、ずっととおくへ、きみをつれてゆける。」とヘビはいった。
 ヘビは王子くんのくるぶしに、ぐるりとまきついた。金のうでわみたいに。
「おれがついたものは、もといた土にかえる。」と、ことばをつづける。「でも、きみはけがれていない。それに、きみは星から来た……」
 王子くんは、なにもへんじをしなかった。
「きみを見てると、かわいそうになる。このかたい岩でできたちきゅうの上で、力もないきみ。おれなら、たすけになれる。じぶんの星がなつかしくなったら、いつでも。あと……」
「もう! わかったよ。」と王子くんはいった。「でも、なんでずっと、それとなくいうわけ?」
「おれそのものが、それのこたえだ。」とヘビはいった。
 それで、ふたりはだんまり。


アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 作 絵

大久保ゆう 訳


文本出处:青空文库

https://www.aozora.gr.jp/cards/001265/files/46817_24670.html



解説(Kindle 




注釈



しゅう‐かい〔シフクワイ〕【集会】 

[名](スル)多くの人が、共通の目的をもって、ある場所に集まること。また、その集まり。「—結社の自由」「公園で—する」


より‐あつま・る【寄(り)集(ま)る】 

[動ラ五(四)]あちこちから1か所に集まる。参集する。「村のみんなが集会所に—・る」「—・って討議する」


(わけ)も無(な)・い 

[慣用句・ことわざ]⇒訳が無い


(わけ)が無(な)・い 

[慣用句・ことわざ]《「訳もない」「訳はない」とも》

簡単である。手数がかからない。

「もう跡は—・いから弁当にしようということにして」〈左千夫・野菊の墓


じゅう【縦〔縱〕】

[音]ジュウ(慣) ショウ(漢) [訓]たて

たて。上下または南北の方向。「縦横・縦走・縦断


おさま・る〔をさまる〕【収まる/納まる】 

[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》

一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る」


うれし‐が・る【嬉がる】

[自動詞 ラ行五(四)]( 形容詞「うれしい」の語幹に、接尾語「がる」の付いたもの )

うれしく思う気持を言葉や様子に表わす。うれしそうにする。よろこぶ。


つぶ・す【潰す】 

[動サ五(四)]

空いている時間を他の事をして過ごす。「喫茶店で時間を—・す」「テレビを見てひまを—・す」


それ‐で 

[接]

前の事柄を受けて、話題を他に転じたり、相手に話を促したりするときに用いる。そして。「—、これからどうしようか」「—、どうなったの」


わっか【輪っか】 

[名]「輪 (わ) 」の俗な言い方。


もぞ‐もぞ 

[副](スル)

小さな虫などがはい回っているさま。また、からだにそのような感じがするさま。「アリが—と穴から出てくる」「背中が—する」


おっこ・ちる【落っこちる】 

[動タ上一]

関東地方で「落ちる」をいう語。「屋根から—・ちた」「試験に—・ちる」


ふと‐した 

[連体]思いがけない。偶然の。ちょっとした。「—縁で知り合う」


ほっそり 

[副](スル)細くてすらりとしているさま。「—(と)した手足」


にっこり 

[副](スル)「にこり」に同じ。「愛想よく—(と)笑う」「うれしさに思わず—(と)する」


にこり 

[副]ほほえむさま。ちょっと笑うさま。にっこり。「ほめられても—ともしない」


くる‐ぶし【×踝】 

[名]足首の関節の内外両側にある突起した骨。内側は脛骨 (けいこつ) の末端、外側は腓骨 (ひこつ) の末端にあたる。くろぶし。つぶぶし。


まき‐つ・く【巻(き)付く】

[動カ五(四)]他の物のまわりに絡んでつく。ぐるぐる巻いてつく。「ヘチマのつるが支柱に—・く」「綱がスクリューに—・く」


けが・れる【汚れる/×穢れる】 

[動ラ下一][文]けが・る[ラ下二]

 清らかさ、純粋さ、神聖さなどが損なわれて、よごれた状態になる。よごれる。「耳が—・れる」「神殿が—・れる」

 名誉や誇りに傷がつく。「履歴が—・れる」


かわい‐そう〔かはいさう〕【可哀相/可哀想】 

[形動][文][ナリ]同情の気持ちが起こるさま。ふびんに思えるさま。「—な境遇」「彼ばかり責めては—だ」「お—に」


それと‐なく【×其れと無く】 

[副]遠回しに。それとなしに。「—断る」「妙なうわさが—耳に入る」


小王子 17



想要表现得风趣幽默,有时候难免会撒点小谎。我在谈论点灯人时,就不太诚实。我有可能会让那些不了解我们星球的人产生误解。人类在地球上占据的空间很小。倘若地球上二十亿人口像在集会那样,笔直地站得紧凑些,他们可以轻松站在一个三十公里长、

三十公里宽的广场上。即使是太平洋最小的岛屿也能容下这所有人。

当然,这些大人是不会相信这些话的。他们认为自己占据着地球上大部分地方。他们觉得自己像猴面包树那么巨大。你可以向他们提议,自己去数数看。他们喜欢数字,这肯定会使他们高兴的。不过,不要浪费你的时间在这样无聊的事情上。毫无意义。相信我。

小王子抵达地球的时候,没有看到任何人,这让他感到很惊讶。他开始担心会不会是来到了别的星球。这时,一圈如月色般的环在沙子里游动。

“晚上好。”小王子随口说道。

“晚上好。”蛇说道。

“我降落在了哪颗星球?”小王子问道。

“这是地球,这里是非洲。”蛇回答到。

“诶!地球上没有人吗?”

“这里是沙漠。沙漠里没有人。地球很大。”蛇说道。

小王子在一块石头上坐了下来,抬头望向天空。

“我在想,”他说道,“星星在闪烁,是不是为了我们突然哪天想家的时候可以找到自己的星球……看呐,那是我的星球!在我们的正上方。但它多么遥远啊!”

“真漂亮,”蛇说道,“你来这里做什么呢?”

“我和花相处得不是很好。”小王子说道。

“噢。”蛇说道。

随后他们沉默了。

“人在哪儿?”没过多久,小王子问道,“在沙漠里有点孤单。”

“在人群里也孤单。”蛇说道。

小王子长时间地盯着蛇看。

“你真是一个奇怪的生物,”他终于说道,“细得像根手指……”

“但我比国王的手指更强大。”蛇说道。

小王子莞尔笑了。

“你并不强大……你甚至都没有脚……也没办法旅行……”

“我可以把你带得比船还远。”蛇说道。

蛇缠绕在小王子的脚踝上,像金手镯一样。

“我碰到谁,谁就会归回尘土里,”蛇继续说道,“不过,你是那样的纯洁,而且你来自一颗星星来。”

小王子没有作答。

“你让我感到可怜。在这个由花岗石构成的地球上,你是如此弱小,”蛇说道,“我可以帮你。哪天你想家了,随时都可以。我可以……”

“好了!我明白了,”小王子说到,“不过为什么你总是打谜语一样地说话?”

“我本身就是答案。”蛇说道。

就这样,他们再次沉默了。


安东尼·德·圣-埃克苏佩里 著

阿菜 译

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