❀❀❀>>>以下为日语译文(1255个字) >>>❀❀❀
如果关爱肝脏和肾脏,就能实现健康长寿。然而,如果被过时的错误常识所束缚,反而会加速衰老。为了春季的体检,最好更新一下知识吧。
因营养补充剂引起的肝脏损伤
这里最应该避免的就是通过补充剂或饮料摄取被认为对肝脏有益的成分,比如姜黄。竹原先生继续说道:
“并不是说姜黄本身不好。只是,迄今为止没有找到姜黄对肝脏有益的科学依据。相反,日本肝脏学会调查发现,补充剂等药物性肝损伤的首要原因,毫无疑问就是姜黄。不要轻易使用不必要的补充剂或保健食品,这是保护肝脏的秘诀。”
即使是被认为是酒友的蜆味噌汤也需要注意。蜆中含有大量的氨基酸,它确实有助于疲劳恢复,但同时也会摄入大量的铁分。过多的铁分在肝脏中积累,会损害肝细胞,因此实际上还不如限制摄入为好。
真正对肝脏有益的食品
那么,真正对肝脏有益的是什么呢?前述的栗原先生推荐的是巧克力。
“在进餐前,吃一块含糖量低、可可含量70%以上的高可可巧克力,然后再吃七八分饱的食物。餐前吃巧克力可以减缓糖分的吸收,防止血糖飙升。血糖飙升对肝脏非常不利。当血糖急剧上升时,胰岛素会过量分泌,将多余的糖分转化为脂肪。在采用这种巧克力+饮食疗法的患者中,有一个例子,两个月后其ALT值从87降至30。”
很多人在饮酒会前后在便利店购买肝脏提取物饮料,期望第二天不会因为宿醉而烦恼。然而,这实际上是适得其反的。许多产品标榜“含肝水解物配方”、“含肝提取物配方”等,但这些通过水解猪或牛肝制成的成分对肝脏有益的科学依据并不存在。相反,饮料中所含的糖分和人工甜味剂会给肝脏带来负担。
在饮酒会前后应该做的,首先就是让肝脏得到休息。从这个角度来看,摄取水和杏仁是理想的选择。
首先,水在饮酒后可以缓解血液中酒精浓度的上升,通过促进代谢来防止醉酒。同时,水可以预先补充肝脏在分解酒精时所需的水分,从而减轻肝脏的负担。
杏仁丸则建议在饮酒会后食用10颗左右。饮酒会导致在分解、代谢过程中所分泌损伤细胞的活性氧。杏仁中含有丰富的维生素E,具有强抗氧化作用,能够从内部保护肝脏。
“沉默的器官”(这个观念)已经过时了。
至今我们已经比较了有关肝脏的“旧常识”和“新常识”。在文章开头提到肝脏是沉默的器官,但事实上,这样的认知本身也在逐渐被颠覆。
“日本肝脏学会在其主页官网上刊登了名为『FIB-4index』的计算公式。只需输入体检结果中记载的AST、ALT、血小板数量以及年龄,就能将肝硬化的风险可视化。
肝脏一旦出现症状,几乎是不可能恢复的。因此,首先了解自己肝脏的状态是非常重要的。”(前述・成田先生)
虽然从日本肝脏学会的官网上找到这个公式有点费劲,但不用担心。只需在谷歌或雅虎的搜索框中输入“日本肝脏学会”“计算”这几个关键词,相关页面就会出现在搜索结果的顶部。
将体检结果的数值输入后,如果指数在1.3以下,则没有什么问题。如果在1.3到2.66之间,说明肝脏正在纤维化,也就是正在逐渐发展为肝硬化,建议去看家庭医生。如果指数为2.67以上,则有40%到80%的可能性已经是肝硬化,应该立即进行详细检查。
不要被旧常识束缚,倾听肝脏的警告信号是通往健康长寿的第一步。
摘自《周刊现代》2024年3月9日号
2024年8月15日 琴译·搁笔于东京
❀❀❀>>>以下为日语原文(1,768字) >>>❀❀❀
ウコンやシジミのサプリはむしろ大ダメージ&肝臓エキスは無意味…「肝臓」を守るために「やってはいけない5つのこと」
肝臓と腎臓をいたわれば、健康長寿を実現できる。しかし、古く、間違った常識にとらわれていると、かえって老いを加速させてしまう。春の健康診断にむけて、知識をアップデートしておこう。
『実は「γ-GTP」はアテにならない…!肝臓を守るために、健康診断でチェックするべき《数値》「え!?酒の飲みすぎが原因じゃないの?」驚愕の最新知識』より続く。
サプリで肝障害になる
ここで一番やってはいけないのが、ウコンなど肝臓によいとされてきた成分をサプリやドリンクで摂取することだ。竹原氏が続ける。
「ウコン自体が悪いとは言いません。ただ、ウコンが肝臓によいという科学的根拠は見つかっていません。それどころか、日本肝臓学会が調べたサプリメントなどによる薬物性肝障害の原因の第1位は、なにを隠そう、ウコンなのです。不要なサプリメントや健康食品に手を出さないのが、肝臓を守る秘訣です」
酒好きの味方とされるシジミの味噌汁にも注意が必要だ。シジミに多く含まれるオルニチンはたしかに疲労回復効果があるが、同時に鉄分も多く摂取してしまう。過剰な鉄分が肝臓に蓄積すると肝細胞を傷つけてしまうから、むしろ制限したほうがいいくらいなのだ。
肝臓に本当によい食品
では肝臓にとって、本当によいものはなんなのか。前出の栗原氏が薦めるのはチョコレートだ。
「食事前に糖分の少ないカカオの含有量70%以上の高カカオチョコレートひとかけらを食べてから、腹九分目の食事をするのです。
食事の直前にチョコレートを食べると糖質の吸収がゆるやかになり、血糖値スパイクを防ぎます。血糖値スパイクは肝臓に非常に悪い。血糖値が急上昇すると、インスリンが必要以上に分泌され、余分な糖分を脂肪に変えてしまうからです。
このチョコレート+食事療法を行った患者には2ヵ月後、ALTが87から30まで下がったケースもあります」
肝臓エキスドリンクを飲んでおけば、次の日に二日酔いに悩まされることはない―。そう期待して飲み会の前後にコンビニで買い求める人が多いが、これも逆効果だ。
多くの商品が「肝臓水解物配合」「肝臓エキス配合」などと謳っているが、豚や牛のレバーを加水分解したこれらの成分が肝臓に効くという科学的根拠はない。むしろドリンクに含まれている糖分や人工甘味料が肝臓に負担をかけてしまう。
飲み会の前後にすべきなのは、とにかく肝臓を休ませること。その点から、水とアーモンドを摂るのが理想的だとされている。
まず水は酒を飲んだ後、血中アルコール濃度の上昇を緩やかにし、代謝を活発にすることで悪酔いを防ぐ。さらに、肝臓がアルコールを分解する際に必要とする水分を事前に補うことができるため、負担を軽減できる。
アーモンドは10粒を目安に、飲み会後に食べておこう。アルコールを飲むと、分解、代謝の過程で細胞を損傷させる活性酸素が分泌される。アーモンドに多く含まれるビタミンEは強い抗酸化作用があり、肝臓を内側から守ってくれる効果があるのだ。
「沈黙の臓器」はもう古い
ここまで肝臓にまつわる「古い常識」と「新しい常識」を比較してきた。冒頭で肝臓は沈黙の臓器と述べたが、じつはそんな認識自体も塗り替えられつつある。
「日本肝臓学会はホームページで、『FIB-4index』という計算式を掲載しています。健診結果に記載されているAST、ALT、血小板数の数値と年齢を打ち込むだけで、肝硬変のリスクを可視化できるのです。
肝臓は症状が出てからではほぼ回復不可能です。まずは自分の肝臓がどんな状態か把握することが重要です」(前出・成田氏)
日本肝臓学会のホームページから見つけ出すのはやや骨が折れるが、心配しなくていい。
グーグルやヤフーの検索窓に「日本肝臓学会」「計算」と打ち込めば、検索結果の最上部にページが出てくる。
健診結果の数値を打ち込み、1・3以下だったらとくに問題はない。1・3~2・66の間だった人は肝臓が線維化、つまり肝硬変になりつつあるので、かかりつけ医に受診したほうがいい。2・67以上は4~8割の確率で肝硬変になっている可能性が高いので、すぐに精密検査を受けよう。
古い常識にとらわれず、肝臓の悲鳴に耳を澄ますことが健康長寿への第一歩だ。
「週刊現代」2024年3月9日号より