>>>以下为日语译文(1438个字) >>>
其实“γ-GTP”(中文:γ-谷氨酰转肽酶)并不可靠……为了保护肝脏,在体检中应该关注的《数值》是哪些?“哎!?酒精摄入过多不是原因吗?”令人震惊的最新知识
如果关爱肝脏和肾脏,就能实现健康长寿。然而,如果被过时的错误常识所束缚,反而会加速衰老。为了春季的体检,最好更新一下知识吧。
保护肝脏的全新方法
自古以来,“肝肾”(关键)这个词被用来表示事物的核心意义,肝脏和肾脏与心脏一样,是实现长寿不能衰退的重要器官。另一方面,许多人都知道这两个器官被称为“沉默的器官”。因为症状不易出现,往往在意识到时已经为时已晚。
你是否知道,保护肝脏和肾脏的常识最近发生了重大变化?例如,说起肝脏疾病,人们可能会想到脂肪肝,这是一种成人中每三名成人中就有一个患有的疾病。如果继续过着中性脂肪积累不减的状态下的不健康的生活,就会发展成肝硬化(肝脏内纤维组织增多,使肝脏变硬的疾病),并最终引发肝癌等严重疾病。
過度饮酒时,肝脏在分解酒精时会促进中性脂肪的合成。中性脂肪如果代谢不完,就会积累在肝脏中,导致脂肪肝。此外,如果在喝酒时的下酒菜中吃高热量的油炸食物,脂肪肝的风险会更高。这种饮酒习惯被普遍认为是脂肪肝的最主要的原因,但目前来说这是过时的观念了。
栗原诊所东京·日本桥院长、肝脏专科医生栗原毅解释说,“对于日本人来说,脂肪肝的最主要原因并不是过量饮酒,而是饮食过量。很多人以为不喝酒就没问题,但其实这是一个陷阱。摄入过多的米饭、面包、面条等糖质,才是导致脂肪肝的主要原因。”
增加的非酒精性脂肪肝炎
成人每天所需的糖质为170克。一碗米饭就含有50克糖质,如果和一天三餐菜一起吃的话,那么很容易超过所需量。
成田诊所的肝脏专科医生成田礼表示,“由于饮食不均衡,非酒精性脂肪肝炎(NASH)的患者正在增加,我在临床上也深刻感受到这一点。”
他说,“尤其是不仅有脂肪肝,还有肥胖、2型糖尿病等并存问题的人,更容易发生肝纤维化(肝脏组织变硬)的报告,因此更容易发展成肝癌,需特别注意。”
即使体型瘦了也不能掉以轻心。脂肪肝是指肝细胞内积累了中性脂肪的状态,这与腹部皮下脂肪的量无关。
在体检结果中需要关注的指标
那么,如何才能听到肝脏的“呐喊”呢?一直以来,作为肝功能衰退的指标而广为人知的是γ-GTP。很多人在查看体检结果时,也只关注这个数值。
然而,这个数值并不可靠。如果在提前前一天禁酒,数值会很容易下降。此外,胆道和胰腺疾病也会导致γ-GTP升高,因此,即使数值高,也不一定说明肝脏有问题。
2023年6月,日本肝脏学会发布了《奈良宣言2023》,提出了一个新的指标,即当ALT(ALT指谷丙转氨酶,也叫做丙氨酸氨基转移酶)数值超过30时,建议就医。肝脏学会理事长竹原彻郎表示,
“ALT是在肝脏中大量存在的酶的一种,当肝细胞因某些原因死亡时,它会漏入血液中。ALT数值高说明肝脏细胞的死亡量比平时的情况多。超过30的数值虽然体感上难以察觉,但实际上可以认为是肝脏在发出‘呐喊’的状态。”
可能对许多人来说比较陌生,但健康体检,法律规定有义务检测ALT值。日本对其重要性的认识不高,是因为医疗机构和检测公司对正常范围的定义各不相同。
“今后一定要在体检结果表中检查ALT数值。这是一个可以帮助人们在问题变得严重之前采取措施的重要的指标。
如果ALT数值略微超过30,通常还是可以采取措施的。由于过量饮食或饮酒引起的脂肪肝,通过调整饮食习惯,可以恢复到健康状态。”(前述·竹原氏)
本文摘自《周刊现代》2024年3月9日号,后续文章《姜黄和蚬贝的营养补品反而可能造成更大的损伤,肝脏提取物也无济于事…为了保护肝脏“不能做的五件事”》将继续刊登。
2024年8月14日 琴译·搁笔于东京
>>>以下为日语原文(1,850个字) >>>
実は「γ-GTP」はアテにならない…!肝臓を守るために、健康診断でチェックするべき《数値》「え!?酒の飲みすぎが原因じゃないの?」驚愕の最新知識
週刊現代 によるストーリー
肝臓と腎臓をいたわれば、健康長寿を実現できる。しかし、古く、間違った常識にとらわれていると、かえって老いを加速させてしまう。春の健康診断にむけて、知識をアップデートしておこう。
肝臓をいたわるまったく新しい方法
古くから「肝腎(肝心)」という言葉が、物事の要の意味で使われてきたように、肝臓と腎臓は心臓と同じくらい、長生きするために衰えさせてはいけない重要な臓器だ。
いっぽう、この2つが「沈黙の臓器」と呼ばれていることは多くの人が知るところだろう。症状が出にくく、自覚するころには手遅れというケースが少なくない。
そんな肝臓と腎臓を守るための常識が最近、大きく変わったことをご存じだろうか。
たとえば、肝臓の病気といえば、成人の3人に1人が罹患しているとされる脂肪肝を思い浮かべるだろう。中性脂肪がたまったまま不健康な生活を続けていると、肝硬変(肝臓内に線維組織が増え、肝臓が硬くなる病気)となり、やがて肝臓がんなどの重病を引き起こす。
酒を飲み過ぎると、アルコールを分解するときに肝臓で中性脂肪の合成が促される。中性脂肪が代謝しきれなくなると肝臓にたまっていき、脂肪肝となる。さらに、つまみに高カロリーの揚げ物を食べることで、脂肪肝のリスクはより高まる。
そんな酒飲みの習慣が一般的に脂肪肝の最大の原因だとされてきたが、いまは古い常識だ。
栗原クリニック東京・日本橋院長で肝臓専門医の栗原毅氏が解説する。
「日本人の場合、脂肪肝の原因で最も多いのはアルコールの過剰摂取ではありません。圧倒的に多い原因は、じつは食べ過ぎです。『お酒を飲まないから大丈夫』と思っている方が多いのですが、そこに落とし穴があります。米、パン、麺類など糖質の摂り過ぎが脂肪肝を引き起こしているのです」
増加する非アルコール性脂肪肝炎
成人が一日に必要とする糖質は170g。お茶碗1杯分の米だけで50gの糖質が含まれるので、3食おかずと一緒に食べていると必要量を大きくオーバーしてしまう。
「偏った食生活のせいで、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の患者が増加しているのを現場でも肌で感じている」と話すのは成田クリニックの医師で、肝臓専門医の成田礼氏だ。
「とくに脂肪肝のほかに肥満、2型糖尿病などが併存している人は肝線維化(肝臓の組織が硬くなること)が進みやすいという報告もされており、肝臓がんになりやすいので注意が必要です」
痩せているからといって安心はできない。脂肪肝は肝細胞に中性脂肪がたまった状態であり、お腹まわりの皮下脂肪の量とは関係ないからだ。
健診結果で見るべき数値
では、肝臓の悲鳴を聞くためにどうすればいいか。これまで肝機能の衰えの指標として知られてきたのは、γ-GTPだ。健康診断の結果を見るときも、この数値だけを見る人が多いはずだ。
しかし、この値はアテにならない。検査の前日に禁酒をすれば簡単に数値が下がるからだ。また、胆道や膵臓の病気でも高くなるため、数値が高くても必ずしも肝臓に異常があるとは限らない。
'23年6月、日本肝臓学会は「奈良宣言2023」を発表し、数値が30を超えたら受診を促す新たな指標を打ち出した。それは、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)だ。肝臓学会理事長の竹原徹郎氏が言う。
「ALTは肝臓に多く存在する酵素の一種で、肝細胞がなんらかの原因で死滅すると、血液中に漏れ出します。
ALTの値が高いということは、それだけ肝臓の細胞が通常より多く死んでいることを意味します。30を超えるというのは、体感では気づきませんがじつは肝臓が悲鳴を上げているような状態といっていいでしょう」
なじみのない人も多いだろうが、健康診断ではALT値を測定することが法律で義務付けられている。重要性が日本であまり認知されていなかったのは、医療機関や検査会社によって正常範囲がバラバラだったからだ。
「これからは必ず健診結果表でALTの数値をチェックしましょう。手遅れになるまえに手を打つための重要な指標です。
30を少し超えたくらいならば、まだやり直しがきくことが多い。過食やお酒の飲み過ぎが原因の脂肪肝は、食生活を見直すことで健康な状態に戻せます」(前出・竹原氏)
「週刊現代」2024年3月9日号より
後編記事『ウコンやシジミのサプリはむしろ大ダメージ&肝臓エキスは無意味…「肝臓」を守るために「やってはいけない5つのこと」』ヘ続く。