上海税関は、中国国際輸入博覧会に向け、海外旅行者の免税手続きの利便性と満足度を向上させるため、新たに「即買即検」と呼ばれる遠隔検査サービスを導入した。
このサービスにより、上海浦東国際空港第2ターミナルの出国審査エリア内の免税店舗で商品を購入した旅行者は、店員のサポートを受けながら「スマート旅客セルフ端末」を使用して、税関の免税検査を申し込むことが可能となる。
税関職員は遠隔で申請書や領収書を確認し、商品を提示することで手続きが完了する。
従来の免税手続きでは、出国審査エリアと税関申告台の間を行き来しなければならなかったが、この「即買即検」サービスにより、手続きが一層簡素化される。当該サービスでは、商品事前審査、遠隔検査、伝票確認の三段階で構成され、専用の機器を使用することで、旅行者にワンストップサービスを提供している。
注意事項
海外旅行者とは、中国国内に連続して183日を超えて滞在していない外国人や中国香港・マカオ・台湾の住民を指す。
「即買即検」遠隔税関検査は、現在、上海浦東国際空港第2ターミナル出国審査エリア内にある「香雪海社」の免税店でのみ適用。
同一旅行者が同一日、同一免税店で購入した免税商品の金額が500元人民元に達する必要がある。
出典元:上海海关12360热线
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