世界最大級の室内スキー場「耀雪冰雪世界」が2024年9月6日にグランドオープンする。上海の臨港エリアの銀飛路と海棗路の交差点に位置し、総建築面積は35万平方メートルに達する巨大施設だ。青と白が基調の外観は氷と雪の世界を表現したデザインとなっている。
施設内にはスノーワールドと室内外のウォーターワールドがあり、季節を問わず楽しむことができる。また、氷と雪をテーマにしたクラウンプラザホテルや上海海昌海洋公園が隣接しているので、週末泊まりで行くのもありだろう。
スノーワールド
スノーワールドは、温度は常にマイナス3～5℃に保たれており、サッカーコート12面分に相当する9万平方メートル以上の広さを誇る。
初心者から上級者に合わせた、下記の4種類のスキーコースが整備されている。
スキースクールコース（61メートル）：スキー初心者に最適なコースで、基礎技術を学ぶための理想的な環境を提供している。ここでは、基本的な滑り方や姿勢を習得することができる。
ブルーコース（460メートル）：中級者向けのコースで、緩やかなカーブが特徴。技術を磨きながら、速度感を楽しむことができる。
レッドコース（314メートル）：中級者向けのチャレンジングなコースで、急な斜面や複雑な地形が特徴。スリルを求めるスキーヤーにぴったりだ。
ブラックコース（340メートル）：上級者向けの本格的なコースで、長めの急斜面と難易度の高い地形が揃っている。技術と挑戦を求めるスキーヤーに最適なコースである。
スキーウェアやスキー用具（スキー板、ストック、ヘルメットなど）のレンタルはチケットに含まれているため、別途費用がかからず、手軽にスキーを楽しむことが可能だ。
また、雪遊びエリアでは、スキー以外にも様々な雪遊びアトラクションが楽しめる。例えば、雪の中で楽しめる「雪だるま作り」や「ソリ遊び」、さらには「雪の迷路」など、雪を使った楽しいアクティビティが用意されている。スキーの経験がない人や小さなお子さまでも、これらの雪遊びを満喫できる。
| スキーエリア | 内容 |
|---|---|
| スキーコース | 初・中・高級のコース（ケーブルカー、ロープウェイ、リフトあり） |
| スキースクール | マンツーマン、多人数のプライベートや公開レッスン ゼロから初級まですべてのレベルをカバー |
| 山頂珈琲館 | スノーエリアの全景を俯瞰で見渡せる |
| 雪遊びエリア | 内容 |
|---|---|
| 16つのアトラクション | スノートレイン（中国初の屋内スノートレイン）、ハッピースノーランド、スノーハウスエンジニア、スペースボール、スピードそり、スノーヒルジャンプ、スリリングタイヤなど |
| オーロラタウン | 写真映え間違いなしの北欧風タウン |
| 飲食 | コーヒーショップ、飲食店 |
スキーエリアと雪遊びエリアはつながっているが、別々のチケットが必要。
ウォーターワールド
スノーワールドの向かいには、2万平方メートルのウォーターワールドが広がり、室内外合わせて約20項目のアトラクションがある。8メートルの高さから滑り落ちるウォータスライダーや水のアスレチックなどがあり、楽しさ満載のアトラクションが用意されている。
なお、年内は屋内エリアのみの営業となり、屋外エリアは来年の夏に開放される予定だ。
スノーエリアとウォーターパークは別々のチケットが必要。
アクセス方法
自家用車の場合
滬芦高速（S2）：東海大橋方向から進み、「臨港新城」出口で降りる。その後、申港大道を経由して、沪城環路を利用し、銀飛路と海棗路の交差点に到着。
申嘉湖高速（S32）：浦東空港方向から進み、「両港大道」を通り、「臨港大道」へ。さらに沪城環路を経由して、銀飛路と海棗路の交差点に到着。
公共交通機関の場合
地下鉄：16号線「臨港大道駅」下車。駅から徒歩約10分で「耀雪冰雪世界」に到着。
バス：
臨港中運量2号線：外環から杞青路行き、バス停「杞青路」で下車。徒歩約8分で到着。
1135路：銀飛路D港バス停で下車。徒歩約8分で到着。
チケット購入
チケットは耀雪冰雪世界のWechat公式アカウントや大衆点評、Ctripなどで購入可能だ。
| 項目 | 価格 |
|---|---|
| スノーワールド 4時間スキー | 大人410元〜 子ども（身長1.5m以下または10歳以下）336元〜 |
| スノーワールド 4時間雪遊び | 大人210元〜 子ども（身長1.5m以下または10歳以下）176元〜 |
| ウォーターワールド（室内）1日 | 90元〜（身長1.2m以上または5歳以上） 子ども（身長1.2m以下または5歳以下）無料 |
スキーと水遊びをいつの場所で楽しむことができるこの場所で、新しい上海のレジャーシーンを堪能してみてはいかがだろうか。
出典：早安临港
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