今月23日から、今年下半期初の寒波が中国に襲来している。局地的には気温が16度以上下がり、今シーズンの冬初めて、広範囲にわたって雨や雪が降っている。中国気象局は25日、大雪警戒4級警報を発令した。中国北方エリアの多くの地域では豪雪となっているほか、強風も伴い、体感温度が一気に下がっている。中央気象台は26日午前6時、寒波の黄色警報と強風の青色警報を発令した。
2024年11月26日、ぼたん雪が舞う遼寧省大連市甘井子区泉水街道(エリア)竜鑫コミュニティ。
新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市の南郊外に位置するシルクロード山地リゾートでは今月24日、烏魯木斉県2024—25年冬季氷雪観光初滑りセレモニーを開催。大勢のスキーヤーが初滑りを楽しみ、賑わいをみせていた。22日に大雪が降ったため、烏魯木斉市周辺のスキー場は、次々と新雪シーズンを迎えている。
伝統衣装姿でスノーボードを手に初滑りセレモニーに参加した女の子2人。
また27日、中国の北方エリアの多くの省では雨や雪が降る悪天候となった。黒竜江省や吉林省、内蒙古(内モンゴル)自治区などは大雪となったほか、他の地域でも今シーズンの冬の初雪が観測された。
今月26日、安徽省黄山市の黄山景勝地でも今シーズンの冬の初雪を観測。雪化粧が施され、冬の日差しでキラキラ光り、幻想的な景色が広がった黄山景勝地。
中央気象台によると、27日早朝、内蒙古自治区北東部や黒竜江省北部などでは、10-20センチの積雪が、黒竜江省大興安嶺地区、黒河市、鶴崗市、佳木斯(ジャムス)などでは、局地的に30-48センチの積雪が観測された。
黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市の極地公園では今月26日、同市のオリジナル文化観光キャラクター「淘学ペンギン」が今シーズンの冬初めて登場。ペンギン10匹が、よちよち歩きで同市のランドマーク・聖ソフィア大聖堂前に集まったファンの前に登場。
初雪が降り、寒い冬ならではの趣に満ちた景色が広がっている。
北京市西部の山地では25日の明け方から、午前7時ごろまで雪が降った。雪化粧が施された山や民家の織りなす美しい景色が広がった門頭溝区清水鎮黄安坨村や江水河村、椴木溝老村。
おススメ
本微信号内容均为人民网日文版独家稿件
转载请标注