才色兼備の女性パイロットが再び中国航空ショーに登場!

时事   2024-11-18 09:24   北京  

 1999年生まれの徐楓燦さんは、中国陸軍の第一陣の女性パイロットで、卒業テストを満点でクリアし、軍隊に入隊してすぐに最新型の多用途ヘリコプター「直-20」の操縦を始めた。そんな才色兼備の徐さんは、多くのネットユーザーの目に「新青年の模範」と映っている。

今月12日に広東省珠海市で開幕した第15回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)のヘリコプターの静態展示エリアで、「直-20」のパイロットである徐さんは解説員を務めている。中国航空ショーに彼女が登場するのは今回で2回目。多くの来場者が徐さんに声をかけたり、一緒に写真を撮ったりしている。

12万人以上の中から選抜され、パイロットへの第一歩踏み出す

子供の頃から運動が大好きだったという徐さんは、2017年6月、中国大学統一入学試験(通称「高考」)が終わった後、パイロット募集のショートメッセージを見た。それが人生のターニングポイントとなった。「大好きな憧れの空のために奮闘するチャンスが到来したと思った」と徐さん。

そして、厳しい選考を次々にクリアし、中国全土の高校卒業生12万人以上の中から選抜され、陸軍航空兵学院に入学した。

陸軍航空兵学院に入学し、軍隊に入隊し、女性パイロットになるまでの道のりにおいて、徐さんは仲間と共に多くの試練を経験してきた。例えば、学校では100科目以上の理論を学習したほか、各種特殊科目の訓練も受けた。

4年の在学期間中、徐さんの成績は常にトップクラス。2020年には初めて単独飛行のテストを受けた。当時、スキルの高い学生からテストを受けることになっており、徐さんは一番目にテストを受け、陸軍で初めて単独で飛行した女性パイロットとなった。そして、卒業テストを満点でクリアし、南部戦区陸軍第75集団軍某旅に配属された。

軍隊に入隊後、徐さんはすぐにパイロットとして最新型の「直-20」を操縦するようになった。「直-20」のシステムは複雑で、細心の注意を払いながら操作しなければならず、大胆さと繊細さの両方が必要であるとともに、極めて高い集中力が求められる。

「青春をかけて青い空を飛ぶという夢を追い、美しい祖国を守れるというのは、とても光栄なこと」と話す徐さん。輝かしい存在でありつつも、徐さんは責任感と使命に燃えている。彼女の実力と業績がそれを物語っている。

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