長生きする高齢者には何か秘訣があるのだろうか?中国にも、元気な100歳以上の高齢者がたくさんいる。では、こうした高齢者には、どんな生活習慣の特徴や秘訣があるのだろうか?
天津市浜海新区塘沽福州路小学校で、高齢者と交流する児童(資料写真)
今年6月に、「ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA) 」のサブジャーナルに掲載された、上海・復旦大学の研究チームの研究結果によると、「喫煙しない」、「よく運動する」、「色々な種類の食べ物を食べる」が健康の秘訣3つで、健康的なライフスタイルを送るポイントとなり、100歳まで生きることができる確率が大幅に高まることが分かった。
同研究では中国の80歳以上の高齢者5222人を対象に5年にわたる追跡調査が行われた。うち、1454人が100歳以上の高齢者だった。研究者は喫煙、飲酒、食事、運動、体重といった5つの生活要素を評価分析したところ、喫煙している人と比べると、しない人が100歳まで生きることができる確率は25%高かった。また、運動していない人と比べると、定期的に運動する人が100歳まで生きることができる確率は31%高まった。そして、あまり色々な種類の食べ物を食べていない人と比べると、食べている人が100歳まで生きることができる確率は23%高まった。
さらに注目すべき点は、上記の3つ(喫煙しない、運動する、色々な種類の食べ物を食べる)を同時に行っている場合、100歳まで生きることができる確率は61%高まったほか、健康的に長生きするために、何歳の時に生活習慣を改めても遅くないことも分かったという。
たとえ80歳以上の高齢者であっても、健康的なライフスタイルを維持することで、100歳まで生きることができる確率が高まるという。
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