新エネルギー車の販売が伸び続ける中、中古新エネ車の購入者もどんどん増えている。
今年9月、中国全土の中古新エネ車の取引台数は10万500台に達した。これは前月比で8.1%の増加、前年同期比で32.5%の増加だ。中古新エネ車市場は中古車市場の中で最も成長の速い市場となっている。
では、どのような消費者が中古新エネ車を購入しているのだろうか?
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中国自動車流通協会の羅磊副会長によると、中古新エネ車の主な購入層は若者だという。新しい物好きの若者は新エネ車や中古新エネ車の受容度が高い。価格が適正で車の状態が十分良好でさえあれば、若年層は中古新エネ車の購入に前向きだ。また、中古車取引プラットフォーム「懂車帝」の中古車店舗運営責任者である甘超氏によると、中古新エネ車の購入層には、35歳以下の若年層に加え、オンライン配車やその他の運営目的で購入する人も多いという。
甘氏によると、「懂車帝」の過去3ヶ月の取引記録を見ると、比亜迪(BYD)、理想(Li Auto)、テスラの中古新エネ車が成約トップ3となっており、これは新車販売ランキングとほぼ一致する。
購入者の中古新エネ車選択では、価格と車齢が選択に影響を与える重要な要因となっている。
羅副会長は、「従来のガソリン車よりも新エネ車は進化のスピードが速いため、中古車として流通するまでの期間が短い。車齢2年以内の流通比率が40%以上に達しており、これはほぼ新車といえる」と語る。市場の反応を見ると、「ほぼ新車」は確かに人気がある。取材に応じた多くの消費者は、「価格が適正であれば中古新エネ車を検討するが、必ず車の状態が特に新しいものを選ぶ」としていた。
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